心の成長 その3(児童期)
思春期にやっとこさ作り上げた自分のキャラクターを、青年期においては社会でやっていけるように、もう一度「社会適合型キャラクター」に作り直さなくてはなりません。
つまり基本となるキャラクターは思春期に作られ、それを基本としながらも社会に出てもやっていけるように、実戦型キャラクターへと磨き上げていくのが、青年期です。
社会でやっていくためには、他者との関係が重要になってきます。またこの時期は異性との関係も出てきます。付き合ったり、結婚したりするので。
社会でうまくやっていくとは、ずばり他人とうまくやっていくことです。自分を活かしながら。
社会に出て、いろんな出来事に出会い、試行錯誤を重ねながら、他者との調和を学んでいきます。
青年期のキーワードは「出会い」と「夢」です。
青年期には人生において重要な出会いがたくさんあります。また、夢を見たり、追いかけたり、語ったりしながら、そして挫折したりしながら成長していきます。
人間には2つの相反する衝動があります。一つは危険を冒してでも自分の夢を、自分を実現していこうとする衝動と、もう一つは社会や他人に合わせてできるだけ安全、安定を求める衝動です。この二つの衝動は振り子のように、一方にある時はもう一方にあこがれます。
この衝動のつりあいを見つけることは、青年期後期の課題でもあります。
次回は「成人前期」(30~40才)について書いていきます。
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