心の成長 その6(青年期前期)
0~2才(乳児期) 愛情をいっぱい注いで、赤ちゃんに安心感を与える時期です。赤ちゃんの世話は大変ですが、「無条件に愛する喜び」が、それをサポートしてくれます。
赤ちゃんはかわいらしく、日々の成長を見ることは親にとって、大きな喜びです。その喜びをもって「愛情」「安心」をモットーに自然体で育てていけば、この時期の発達課題である「基本的信頼感(世界は信じられる)」は身に付きます。
3~6才(幼児期) 子育てにストレスや迷いが生じてくる時期ですが、生活面でのしつけは、きつく叱ったりせず、子どもに自信を失わせないよう、やさしく根気強く接することが大切です。
親が「待つ」ことによって、子ども自身も「待つ」ことを覚えます。この時期、親が待つことをせず、子どもを急かしてばかりいたり、しかってばかりいたりすると、子どもが思春期になった時、不登校 等で、もう一度「待つ」ことを学ばなければならなかったりします。
(不登校の原因は様々なものがありますので、それだけが原因ではありません。)
また「頭のいい子」や「強い子」「やさしい子」に育てよう、といったはからいをやめ、「今のままで100点満点。大好き!」とありのままを受け入れてやることが、その子の自信(自己肯定感)につながり、能力伸長や性格形成においていい影響を与えます。
この時期の発達課題である「自己肯定感(自分は信じられる)」は親の「待つ」姿勢や「暖かく見守る」姿勢に助けられて身に付きます。コツとしては、今はややこしい時期とあきらめて、「まっ、いいか」と なにごとも気楽に受け流すことです。
絵本の読み聞かせについては、親自身も楽しむつもりで、夢のあるお話の時間をゆったりと共有してください。絵本を読んでもらえることで、子どもは親の愛情を感じます。その時に、スキンシップをするのもいいでしょう。
この時期、空想好きというか、夢見がちな子もいますが、あとで本好きになることが多いので心配いりません。
子どもは、みんな おとぎ話や楽しいお話が大好きです。「お話は楽しい」「絵本を読んでもらえる時間は楽しい」という体験が、後に子どもを本好きにさせる下地をつくります。
本が好きな子は、言葉の概念が増え、じっくりと文章を読む根気や集中力が養われるため、中学校以降、学習面で伸びる子が多いです。
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