納骨室に水が入らない特許構造の墓石/本当に良いお墓を提供するためには?(10・最終話)
火山国日本では地震はいつでも起こりうる災害です。近年の大型地震によってたくさんのお墓が津波で流されたり、液状化現象で倒壊したりしました。
墓石は重いものなので、手で押したくらいでは簡単に倒れるものではありませんが、石材を積み上げて作られていますので、大きな揺れが発生した場合は倒壊の恐れがあります。モルタル施工で積み上げられたお墓ならば、震度5弱の揺れで倒壊する可能性があるという実験データも出ております。津波や土石流などにより流されてしまったお骨を取り戻すことはできませんが、倒壊については、しっかりした対策を取ることによって防ぐことが可能です。今回はお墓の地震対策についてご説明いたします。
お墓の地震対策を考える
地震や台風、大雨など自然災害による墓石の損壊は、持ち主が有償で行わなくてはなりません。
また、倒壊したお墓が隣のお墓を傷つけるトラブルが発生したことも過去にはあります。
昨今は自然災害に対応したお墓用の保険もありますが、年間2万数千円の保険料で最大100万円の補償という、そこそこ高額な掛け金となっています。保険に加入するのも一つの案ですが、備えあれば憂いなしというように、あらかじめ地震対策をとっておくほうが費用面においても得策かと思います。
地震対策については、現在多くの石材店でも取り組んでいます。お墓にも地震対策を施す時代がやってきたのです。
耐震と免震
方法は大きくわけて、耐震と免震の2つがあります。
耐震は、代表的なものとしては、墓石に芯棒を入れたり、コンクリートで固めたりする方法があります。これは、地震の揺れが、施工の強さを上回った場合、墓石と土台が一体化して倒れ、被害が大きくなる可能性があります。
それに対して免震は墓石と土台の間に免震材を挟みこみ、地震の揺れを吸収して逃がすという方法です。
当社がおすすめする地震対策は「安震はかもり」です
墓石用免震システム「安震はかもり®」は、お墓を守る画期的技術で、2009年に経済産業省の「地域産業資源活用事業」の認定を受けています。
5センチ四方、厚さ5ミリの四角いゲルパットを、墓石の4隅に専用の接着剤で設置するだけというシンプルな方法です。墓石を傷つけることなく、倒壊の危険からお墓を守ります。
実際、東日本大震災の被災地でも、「安震はかもり®」を正しく施工したお墓は倒壊を免れるなど、確かな実績を築いています。
また、「安震はかもり®」は、お墓への施工だけではなく、世界文化遺産登録「比叡山延暦寺」や国宝「清水寺」の石灯籠、世界遺産登録、奈良県「元興寺」の春日燈籠など、貴重な重要文化財レベルの石造物への地震対策としても選ばれています。
新しく建立する際だけでなく、すでに建っているお墓にも設置することができます。工事にかかる時間は最短45分ほど、費用も標準タイプで1基3万円~(当社施工価格)というリーズナブルな価格で施工することができます。(参照:http://www.daiichisekizai.com/earthquake/)
大切なお墓を地震から守るために、すでに多くの方々が「安震はかもり®」を施工されています。(2016年6月14日現在、128,376基に施工…メーカー調べ)
お墓参りをすることはご先祖さまを偲ぶほか、遠く離れた家族や親族が顔を合わせてコミュニケーションをとる機会にもなります。
そんなかけがえのない場所であることも忘れずに、お墓づくりをしたいですね。
第一石材では、“マイベストプロ神戸”をご覧の皆さまに、「安震はかもり®」解説DVDを無料進呈中です。8分で分かる映像DVD「地震からお墓を守れ!~安震はかもりの底力~」
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※「安震はかもり®」は神戸市内では、現在、第一石材だけが取り扱う地震対策技術です。