本当に良いお墓を提供するためには?(4)関西で建てる国産墓石!国内加工と中国加工の値段の差
高級な墓石材を使って豪華に仕上げたお墓でも、工事がずさんでは良いお墓はできません。お墓の建立は家を建てるのと同じ、一生に一度あるかないかの経験です。
しかし、家が建築基準法に則って建てられるのに対して、お墓にはそのような規制法律がありません。地盤工事や基礎工事が十分でなくても、お墓を建てることはできるのです。石材店は独自の基準、工法にしたがって工事をします。したがって、良いお墓を建てるためには、石材店選びが鍵となります。
中には基礎工事を行わない業者も
施工内容を見ると、石材店の商売に対する考え方がわかります。
地面を十分な深さまで掘り下げ、割栗石や砕石を入れて転圧をし、鉄筋を組み上げ、コンクリートを流し込み、基礎工事を行う業者もいれば、地面の表面の土を3センチほど取り、モルタルを敷くだけの基礎工事をする業者、さらには基礎工事を全く行わない業者や地域もあるほどです。(参照:http://www.daiichisekizai.com/staffblog/2016/05/entry_3438/)
それでも法的には全く問題がありません。それゆえ、上記のように施工について違いが出てくるのです。
墓石工事一式とは?工事費込みで〇〇円も要注意
業者が出してきた見積もりでわからないことがあったら、遠慮なく質問しましょう。たとえば墓石工事一式というような書き方の場合は、一式の中に何が含まれているのか、その工事内容で大丈夫なのかを十分検討する必要があります。
確かめておかないと、ずさんな基礎工事が行われたり、あとから追加料金が発生したりする可能性があります。
また、「工事費込みで〇〇〇円」というような価格表示も要注意です。
高価な買い物だからこそ、価格に惑わされず、工事内容を把握し、納得したうえで契約するのが理想です。
地盤をしっかり調べた上で、どういった工事が必要かの説明があり、お墓の本体価格だけでなく、どこにどれだけのお金がかかるのか、綿密な見積もりを出してくれる石材店を選ぶようにしましょう。
アフターサービスは充実しているか?
基礎工事は住宅と同じでもっとも大切な部分です。
上に乗る石材自体がとても重いものですので、年月を経てもお墓が傾いたりしないように、強固な基礎を築く必要があります。(参照:http://www.daiichisekizai.com/hiyodori/)
お墓には、小さなお子さんから高齢の方まで幅広い世代が足を運びます。お墓参りの最中に地震に見舞われると、重い石材が多数ある墓地では大ケガをする危険があります。
万が一のことが起こった場合に少しでも被害をおさえることができるよう、できるだけの策を講じておくことが、ご先祖さまにとってもご親族にとっても良いかと思います。
良心的な石材店は、上に述べたように建築レベルのしっかりした施工をしています。そのようなお店はアフターサービス体制も充実しています。施工に自信があるからこそ、アフターサービスを謳えるのです。逆に、ずさんな工事をやる店は、お墓を建てたらお付き合いも終わりということになりかねませんので注意してください。