成功する寺院永代供養墓の秘訣(8)宗教、宗旨・宗派不問かどうか?
(1)日本のお墓の歴史と現状
(2)現代社会におけるお墓の悩み
(3)永代供養墓とは?
(4)寺院永代供養墓、運営の実態。
(5)出入りの石材店に相談して大丈夫?
〜上記のコラムからの続きです〜
お寺が永代供養墓の事業運営に成功するかどうかは、
開始当初にお金をかけすぎていないかどうかが大きなポイントです。
お寺の置かれている環境や立地条件にもよりますが、
おおむね、500万円~2,000万円、出来れば1,000万円以内がベストでしょう。
中には、1億円を超えるような最新設備を誇る永代供養墓もありますが、
ほとんどの場合が、投資金額に見合う集客が出来ていないか、
お寺の事業として失敗に終わっているかのいずれかです。
お寺に永代供養墓を提供・建立する業者にとっては、
事業規模が大きければ大きいほど売り上げが上がります。
しかも、永代供養墓が完成してしまえばそれで終わりです。
しかし、お寺側はそこからが始まりです。
かけたお金に見合う収益がなければ、お寺の事業としては失敗です。
最初は大きな規模からスタートせず、事業が軌道に乗った時点で、
追加増設が可能な構造の永代供養墓の建立を考えるべきです。
そこのところをふまえた提案ができる業者を探すことが、
お寺の永代供養墓事業を成功させる第一歩です。
~つづく~
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