お正月料理「おせち」の由来⑤最終話

能島孝志

能島孝志

テーマ:豆知識

~前のコラムからのつづきです~


錦玉子

【錦玉子】

黄色と白は金銀を表わし、財宝や富の象徴とされました。

黄身と白身の二色のいろどりが美しい錦玉子は、
その二色が金と銀に例えられ、お正月料理として喜ばれます。

二色をおめでたく豪華な「錦」と語呂合わせしているとも言われています。


紅白かまぼこ

【紅白かまぼこ】

かまぼこは、はじめは竹輪のような形をしていました。

やがて江戸時代に入ると様々な細工かまぼこが作られるようになると、
祝儀用としてかかせないものになっていきました。

蒲鉾は「日の出」を象徴するものとして元旦にはなくてはならない料理。

紅はめでたさと慶びを、白は神聖を表します。


紅白のおめでたい彩りから、おせちの定番になったのでしょうね。


金平ごぼう

【金平ごぼう】

江戸初期に誕生したごぼう料理ですが、
当時は坂田金平武勇伝が浄瑠璃で大ヒットしていました。

豪傑金平にちなんで、この滋養たっぷりのごぼう料理を
「金平ごぼう」と呼ぶようになり、強さと丈夫さを願ったようです。





            ~おわり~





参考資料:L・i・f・a・n 24号(株式会社 日本ネットワークサービス発行)の
     掲載内容を一部引用させていただきました。


「オリジナルデザインのお墓」について詳しくはこちらまで
http://www.daiichisekizai.com/design/cat_cat152/
神戸の「お墓のプロ」、(株)第一石材・能島孝志の神戸新聞取材記事はこちら!
http://mbp-japan.com/hyogo/daiichisekizai/
神戸・兵庫・阪神間の“いいお墓づくり”は「和型墓石」から「デザイン墓石」まで第一石材へ
http://www.daiichisekizai.com/

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

能島孝志
専門家

能島孝志(1級お墓ディレクター)

株式会社第一石材

「お墓はどこで建てても同じ!値段もたいして変わらないだろう?」なんて思っていませんか?建ててからでは手遅れです。一般消費者には分かりにくい、お墓の悩みを「1級お墓ディレクター」の能島孝志がズバリ解決!

能島孝志プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

能島孝志プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼