随所に意匠を凝らした「和・モダン」のデザイン墓石①
~前のコラムからの続きです~
仏様のたましいが入っているとも言われる、神聖な仏石(棹石)の上部には、
日本の伝統的な技法である「香箱加工」を施し、正面には書家・千葉正幸氏直筆の文字を、
香川県、「庵治・牟礼」の碑銘彫刻師・宮本力夫氏の匠の技にて彫り上げました。
仏石(棹石)の下には仏様を鎮座させるための台である豪華な「蓮華台」を設けました。
左右の親柱(もんちゅう)の後ろに設置した霊標、ベンチ付き収納庫の形状に合わせて、
左右の親柱の形はあえて非対称のデザインにて製作いたしました。
故人の名を刻む霊標(墓誌)は入口の右側の見やすい位置に設置いたしました。
左の親柱の後ろには、ゆっくりお参りしていただけるベンチを設け、
その下のスペースは線香、ローソクや掃除用具を入れていただくのに便利な「扉付き収納庫」といたしました。
段差が少なくお参りのしやすいバリアフリータイプのフロア部分には、
亡き妻が大好きだった「明石海峡大橋」の風景を、
天国からでも夜景を眺めることができる様にと、中国伝統の「影彫り」にて再現しました。
■墓石:幅94㎝×奥行107㎝×高さ173㎝
・使用石材:天山石(佐賀県産)
黒龍石(黒龍江省産)
山西黒(中国・山西省産)
■外柵:幅200㎝×奥行200㎝×高さ30㎝
・使用石種:黒龍石(黒龍江省産)
山西黒(中国・山西省産)
■設計・製作:株式会社 第一石材
■墓所:神戸市立鵯越墓園
「天山石」について詳しくはこちらまで
http://www.daiichisekizai.com/choose_stones/2010/01/entry_694/
中国の伝統技術「影彫り」についてはこちらまで
http://www.daiichisekizai.sakura.ne.jp/shadowengraving/
神戸の「お墓のプロ」、(株)第一石材・能島孝志の神戸新聞取材記事はこちら!
http://mbp-japan.com/hyogo/daiichisekizai/
神戸・兵庫・阪神間の“いいお墓づくり”は「和型墓石」から「デザイン墓石」まで第一石材へ
http://www.daiichisekizai.com/