【神戸市立墓園】2024年(令和6年)秋のお彼岸時期墓参のお知らせ
【神道の歴史】
神道は自然発生的に生まれてきた宗教であり、
豊かな自然に対する独特の感受性を基に、
日本という風土の中で生まれ育った民俗宗教です。
仏教やキリスト教などと違い、
いつ、誰が開いたというものではなく、
特定の教祖や経典を持ってはいません。
したがって、神道の起源は明らかではありませんが、
『古事記』や『日本書紀』などにおける古典神話に、
その原始的な形態がうかがわれます。
「八百万の神」といわれるように、神道は多神教です。
天照大神(あまてらすおおみかみ)
や大国主神(おおくにぬしのみこと)など、
名前を持った神々が神話に登場していますが、
中でも日の神である天照大神が中心的な神格を持っています。
天照大神は皇室の御先祖であるとされ、
後に伊勢神宮に祀られますが、
中世以降に伊勢信仰は全国各地に広められることとなります。
一方では、山の神や海の神などといった
自然を司る名前を持たない神々が、
民間信仰によって敬われてきました。
神々の中でも、地域社会の中で
庶民にとって関係が深くなっていったのは、
各地域の守り神、いわゆる氏神や産土神です。
そういった氏神や産土神をまつる祭祀に基づき、
大陸文化の影響もあって、やがて全国各地に神社が建てられます。
また、仏教が伝来されることによって、
社殿や神像が造られてゆくのですが、
次第に神道と仏教は融合してゆくことになります。
霊園ガイド(六月書房発行)より
神戸の墓地・墓石のことなら第一石材へ
http://www.daiichisekizai.com