【神戸市立墓園】2024年(令和6年)秋のお彼岸時期墓参のお知らせ
【臨済宗の歴史】
広義の禅宗とは、座禅を行うことによって
仏の悟りの境地を実現しようとする教派のことです。
臨済宗と曹洞宗がその代表ですが、
正確に言えば「禅宗」という宗派が存在する訳ではありません。
6世紀前半に達磨が中国に伝え、
中国および日本の禅宗の始祖となりました。
日本に禅宗が伝来したのは鎌倉時代のことです。
天台宗を学んでいた栄西は、
宋に渡った際に禅と出会い、
日本に帰朝後、九州に報恩寺や聖福寺を開きました。
現在では14の本山を持ち、臨済宗14派と呼ばれますが、
これらは法系の上では一筋に帰するものであり、
対立的な意味はありません。
【臨済宗の教え】
臨済宗では、寺院建立の際の様々な縁に応じて、
釈尊をはじめ、阿弥陀如来、薬師如来、観世音菩薩などが
本尊としてまつられていますが、
座禅を行うことが仏の悟りに通じるという考え方から、
本尊は一定していません。
仏心を持って宗とし、無門をもって法門としているため、
本尊にも経典にも制約がないということが、
逆に臨済宗の大きな特色になっています。
霊園ガイド(六月書房発行)より
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