「墓石」と「小錦」どちらが重い?

能島孝志

能島孝志


写真の墓石は“8寸型2重台”と呼ばれる、
お寺の墓地などで見かける
ごく標準的な大きさの、高さ130㎝程のものです。

ちなみに、巨漢で有名なハワイ出身の
元大相撲力士「小錦八十吉」さんは、
身長187㎝、体重は現役時代の最高値で285㎏あったとのこと。

いくら墓石が重いといっても、
この程度の大きさのものではまさか285㎏はないでしょう?

…と、思われがちなのですが、
実はこの墓石…約650㎏もあります。

余談になりますが、物理的にみてみますと、
水の比重“1”に対して、人間は“0.923~1.002”と、
人により大きな差があります。

これは、人間の体を形成している骨の比重は“2.01”、
筋肉“1.085”、脂肪“0.92”とそれぞれが異なるからです。

…となると、比重“0.923”の人は水に浮きやすく、
“1.002”の人は沈みやすいという結論になります。(ホント)

つまり、筋肉質でやせている人より、
脂肪が多く太っている人の方が浮きやすいということです。

では、墓石に使用する通称「御影石」と呼ばれている花崗岩の比重は、
種類によって異なりますが、多くは“2.7”前後で、
「黒みかげ石」になると“約3.01”もあり、
人間のおよそ3倍もの重さになります。

お墓は重量のある石を積み上げたもの。
そのため地震に弱く、震度4クラスで倒壊するといわれています。

しかし、建築業界ではすでに当たり前の"免震"も
お墓にはほとんど施工されておりません。

第一石材では、阪神・淡路大震災クラスの
震度7に対応した墓石用免震システム
『安震はかもり®』による免震施工を採用しております。

問題の答えはズバリ!「墓石」でした。

墓石の免震施工についてはこちらまで
http://www.daiichisekizai.com/concept/2009/05/entry_184/
神戸の墓地・墓石のことなら第一石材へ
http://www.daiichisekizai.com/












リンクをコピーしました

Mybestpro Members

能島孝志
専門家

能島孝志(1級お墓ディレクター)

株式会社第一石材

「お墓はどこで建てても同じ!値段もたいして変わらないだろう?」なんて思っていませんか?建ててからでは手遅れです。一般消費者には分かりにくい、お墓の悩みを「1級お墓ディレクター」の能島孝志がズバリ解決!

能島孝志プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

能島孝志プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼