お酒飲むならどの宗教?

能島孝志

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神道とお酒は切っても切れない関係。
祭礼の際には必ずといってもいいほどお供えされるものであり、
お供えされた御神酒(おみき)は神人共食といって参拝者もいただきます。

これに対し仏教では、「不飲酒戒」という規範があります。

しかし、日本では神道の影響もあって、
僧侶でも酒を飲むようになり、
また酒といわなければよいと考え、
「般若湯(はんにゃとう・酒の隠語)」と称して飲んだりしたようです。
 
キリスト教では基本的には飲酒を禁じていません。

ワインは「キリストの血」であるとされ、
パンと共に儀式には欠かせないものとなっていますし、
修道院ではワインやビールづくりなどが行われていました。

しかし、宗派によっては酒にたいする姿勢が異なるようで、
かつてアメリカで制定された禁酒法などは
厳格な道徳観念を持ったピューリタン(プロテスタントの一派)の
アルコール批判がもとになったものです。

現在でも「理性を奪う」として
酒を嫌うキリスト教徒は多いようです。

イスラム教では原則として酒を飲みませんが、
エジプトやトルコなどの国は比較的緩やかで、
酒屋やバーなども営業しています。
飲酒に関しては個人の判断に任されているようです。

※全国優良霊園・石材店ガイド(株式会社インデックス発行)参照

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