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お布施は1回?2回?

2009年11月6日 公開 / 2014年8月1日更新

コラムカテゴリ:冠婚葬祭

コラムキーワード: お墓


仏教では、お墓は建てるだけでは、
ただの「もの」に過ぎないと言われています。

新しくお墓が完成したら、僧侶にお願いして
「開眼法養(かいげんほうよう)」の儀式を行って頂きます。

地方によって呼び方も異なるようで、
「魂入れ」「入魂式」「お性根入れ」とも呼ばれているようです。

これは、“墓石”から“お墓”としての
宗教的な役割を果たすための場にするための法要です。

開眼法要を行なうことにより、
仏様の魂が墓石に入り、ただの「もの」から『仏塔』となります。

つまり、開眼法要を行なうことによって、
手を合わせるにふさわしいお墓となります。

僧侶とともに、ご親族などに参列してもらい法要を行ないます。
ご遺骨がある場合、多くは納骨法要と一緒に行ないます。

その際の僧侶へのお布施等ですが、
開眼法要は“お祝い言”の法要のため、
紅白の水引で結びきりの熨斗(のし)無しの金封(写真参照)を用い、
「御礼」としてお渡しするのが一般的です。

「御礼」の他、「御膳料」「御車料」をご用意します。

「開眼法要」を行う時期については、お墓の完成後に、
故人の四十九日、百カ日、回忌法要(一周忌・三回忌など)、
親戚縁者が集まりやすい仏事にあわせて営むことも少なくありません。

では仮に、「開眼法要」を「一周忌法要」と同じ日に行う場合、
お布施等は1回でよいのでしょうか?

いいえ!通常、この場合はそれぞれ別にご用意します。

回忌法要等は“お悔み言”の仏事なので、
黄白の金封を用い「御布施」としてお渡しします。

もちろん、「御膳料」「御車料」も開眼法要分とは別にご用意します。

「開眼法要」と「回忌法要」という全く異なる法要を、
便宜上同じ日に行うだけであって、
“お祝い言”と“お悔み言”、それぞれ別個のものになります。

「開眼法要」について詳しくはこちらまで
http://www.daiichisekizai.com/concept/2009/05/entry_181/

神戸の墓地・墓石のことなら第一石材へ
http://www.daiichisekizai.com/
















この記事を書いたプロ

能島孝志

お墓のプロ

能島孝志(株式会社第一石材)

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