国生み「神話から見る日本の原点③」 

能島孝志

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~前のコラムからの続きです~

■国生み(くにうみ)

二神が出会うと、まずイザナミが
「なんてすばらしい男性でしょう!」と声をかけ、

イザナギも「なんて美しい女性だ!」と声をかけ合いました。
しかしイザナギは「でも女性が先に声をかけるのは、うまくない」と。

そして生まれたのは水蛭子(みずひるこ)という
背骨がない不具な子だったので葦船(あしぶね)に入れて流しました。

次に生まれた子も淡(あわ)のような島でした。
二神は相談して「できのよくない子だ。天の神にたずねよう」。

天の神は占いをして「女性が先に声をかけたのがいけなかった、
もう一度やり直しなさい」と。

いわれた通りやり直して生まれたのが淡路島です。
続いて四つ顔のある四国、三つ子の隠岐島、
四つ顔の九州、壱岐島、対馬、佐渡島、
大倭豊秋津島(おおやまととよあきづしま・本州)と
次々に八つの島を生んだので、
この国を「大八島(おおやしま)」といいます。

その後も吉備の児島、大島、姫島、五島列島など
六つの島を生んで、国生みが完了しました。

                     ~つづく~  

※日本人のお墓(小畠宏允著・日本石材産業協会発行)より

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