【神戸市立墓園】2024年(令和6年)秋のお彼岸時期墓参のお知らせ
~前のコラムからの続きです~
■国生み(くにうみ)
二神が出会うと、まずイザナミが
「なんてすばらしい男性でしょう!」と声をかけ、
イザナギも「なんて美しい女性だ!」と声をかけ合いました。
しかしイザナギは「でも女性が先に声をかけるのは、うまくない」と。
そして生まれたのは水蛭子(みずひるこ)という
背骨がない不具な子だったので葦船(あしぶね)に入れて流しました。
次に生まれた子も淡(あわ)のような島でした。
二神は相談して「できのよくない子だ。天の神にたずねよう」。
天の神は占いをして「女性が先に声をかけたのがいけなかった、
もう一度やり直しなさい」と。
いわれた通りやり直して生まれたのが淡路島です。
続いて四つ顔のある四国、三つ子の隠岐島、
四つ顔の九州、壱岐島、対馬、佐渡島、
大倭豊秋津島(おおやまととよあきづしま・本州)と
次々に八つの島を生んだので、
この国を「大八島(おおやしま)」といいます。
その後も吉備の児島、大島、姫島、五島列島など
六つの島を生んで、国生みが完了しました。
~つづく~
※日本人のお墓(小畠宏允著・日本石材産業協会発行)より
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