【神戸市立墓園】2024年(令和6年)秋のお彼岸時期墓参のお知らせ
~前のコラムからの続きです~
■国生み(くにうみ)
高天原(たかまがはら)の神々はイザナギとイザナミに、
「この国をしっかり固めてつくりなさい」といって、
天の沼矛(あめのぬぼこ)を与えました。
二神は天の浮橋(あめのうきはし)から天の沼矛をおろし、
かき回して引き上げると、矛(ほこ)の先から
したたり落ちた塩がコロコロと固まってオノコロ島ができました。
二神はその島へ下りて、天の御柱(あめのみはしら)を立て
八尋(やひろ)の宮殿をつくりました。
男神イザナギが女神イザナミに
「あなたの体はどんな具合になってる」と尋ねると、
「うまくできてるけど、まだふさがってない所が一か所あります」と。
イザナギは「私の体もうまくできているが、
できすぎた所が一か所ある。
私のできすぎた所をあなたのまだできてない所へ
刺し塞(ふさ)いで国生みをしよう、いかがです」
「それはいいですね」。
「ではこの雨の御柱をまわって、
出会った所で婚(まぐわ)いしよう」と約束し、
「あなたは右から、私は左からまわろう」。
~つづく~
※日本人のお墓(小畠宏允著・日本石材産業協会発行)より
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