コラム
お墓の上座・下座?
2009年10月15日
人が座る席に上座・下座があるように、
お墓にも上座・下座があります。
お墓の上座は向って右側が上座となります。
一つの墓地に複数のお墓を建てる場合、
ご先祖のお墓が右側、新しく建てるお墓が左側となります。
水子地蔵尊を建てる場合は、
お墓が上座で、水子地蔵尊は下座になります。
また、霊標等に刻む亡き仏様のお戒名なども、
亡くなった順番ではなく、
祖父→祖母→父→母と、同じく向って右側から彫刻していきます。
仮に、祖父より祖母が先に亡くなった場合は、
祖父の彫刻スペースを空けて祖母の名前を、
祖父、祖母より父が先に亡くなった場合は、
祖父、祖母の二人分の彫刻スペースを空けて
父の名前を彫刻することになります。
つまり、「生まれるのも順番、亡くなるのも順番」ということで、
親より子供が先に亡くなることが最も不幸なことです。
墓石の一部に彫刻する建立者名も同様で、
親と子の名前を刻む場合は、親が上座、
兄弟の場合は、兄が上座、
そして、女性の方には反対意見もあるかと思いますが(笑)、
夫婦の場合は、夫が上座となります。
「目上の人を立てる」という、
少なくなりつつある日本の良き文化。
大切にしたいものです。
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