【神戸市立墓園】2024年(令和6年)秋のお彼岸時期墓参のお知らせ
世界でも、花崗岩のダイヤモンドと称され、
高く評価されている「庵治石(あじいし)」の歴史は非常に古く、
平安時代後期から採石・加工され、
遠く京都まで送り出されており、
およそ1000年もの長きにわたって、
大きな注目を集め続けてきました。
「庵治石」の故郷は、四国・香川県高松市の
庵治町と牟礼(むれ)町の境、
庵治半島のほぼ中心に位置する、
山の全域が花崗岩の層で成り立っている“八栗五剣山”です。
「庵治石」の特徴は、風雪に耐える堅い石質、
優美な光沢ときめの細かな石肌です。
花崗岩の主成分は石英、長石、雲母ですが、
「庵治石」は、これらひとつ一つの結晶が小さく、
正確には「細粒黒雲母花崗岩」に分類されます。
特に「庵治石細目(あじいしこまめ)」は
細かい黒雲母の結晶が多く、
青黒い細かな“紺絣(こんがすり)”のようになります。
その上、最大の特徴は、
「斑(ふ)が浮く」という現象があります。
これは指先で押さえて、湿り気、潤いを与えたような
まだら模様が浮き上がることで、
石の表面が二重のかすり模様を見せてくれます。
独特の模様が織りなす美しさ、
群を抜く光沢感は、他の御影石には得られない
荘厳な存在感に溢れています。
100年、200年の長い年月を耐え抜く「庵治石」の実力。
中国産墓石などがあふれる昨今、
その価値観、希少性が見直されつつあります。
当社墓石ショールームでは、庵治石の最高峰、
大丁場・田淵石材産「庵治石極上細目」を展示中。
一見の価値ある「庵治石細目」。ぜひ一度ご覧ください。
【石材物性データ】
・見掛け比重 2.65t/㎥
・吸 水 率 0.15%
・圧縮強度 115N/m㎡
・岩石分類 花崗岩
※参考資料 あじストーン(讃岐石材加工協同組合発行)
庵治 大丁場の石(庵治大丁場の会発行)
平成21年度 秋の『神戸市営墓地募集』については
http://www.daiichisekizai.com/boshu/
「庵治石」のことなら第一石材まで
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