コラム
国会議事堂に使われた石「議院石」
2009年10月11日 公開 / 2014年8月1日更新
広島県呉市の沖合約10㎞に浮かぶ倉橋島の南側、
袋ノ内(たいのうち)湾付近で採掘される
ほのかに桜色した美しい「議院石」(ぎいんいし)。
「議院石」の名前は、昭和11年に完成した
国会議事堂の外塀に使用された石であることからの由来で、
ピンク色のカリ長石を含んでいるため、
全体的に桜色をしているのが特徴で、
「桜みがげ石」とも呼ばれています。
しかし、同じ倉橋島で採掘される「桜みかげ石」でも
採石場所が違うと色合いが異なるため、
「議院石」と呼ばれるのは、
この採石丁場で採掘された石に限られています。
国会議事堂(帝国議会議事堂)の建設にあたり、
明治43年から全国の石材産地を対象に外装用石材の調査が始まり、
実施調査を開始してから十数年後の、
大正12年に多くの候補の中から
倉橋島納地区の「桜みかげ石」の採用が決定されました。
この「桜みかげ石」により、
白亜の殿堂「国会議事堂」が造り上げられ、
以後「議院石」と称され現在に至っています。
【国会議事堂】
・着 工:大正9年(1920年)
・完 成:昭和11年(1936年)11月5日
・延労働者数:254万人
・石材使用料:20,500t
※『日本の銘石 産地ガイド』(株式会社インデックス発行)参考
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国会議事堂に使われた石「議院石」については
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