◆暮らしの中の仏教用語◆  1. 「南無…」

能島孝志

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お墓やお仏壇の前でお唱えする
「南無…」にはどんな意味があるのでしょうか?

漢字自体に意味はなく、
古代インドの言語・サンスクリット語の
「ナマス(namas)」、「ナモー(namo)」に
漢字をあてはめたものです。

言語本来の意味は“敬意をこめた挨拶”ですが、
仏教的には「感謝」「帰依」という意味に意訳され、
“感謝し、おすがりします”という表現になります。

天台宗、浄土宗、浄土真宗でお唱えする
「南無阿弥陀仏」は、「阿弥陀仏」に「南無」を付たもので、
「阿弥陀仏に感謝し、帰依します。」という意味です。

真言宗では「南無大師遍照金剛」、
禅宗の臨済宗、曹洞宗では「南無釈迦牟尼仏」、
日蓮宗では「南無妙法蓮華経」と
いずれも「南無」が付きます。

これは、現在インドで使われている挨拶
「ナマステ(namaste)」と語源は同じです。

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