救済の菩薩『お地蔵さま』

能島孝志

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夏休みもそろそろ終わりにさしかかったこの時期には、
神戸市内や阪神間の各地域で「地蔵盆」が行われます。

「地蔵盆」は京都で生まれ、
その後近畿地方における夏の行事として古くから行われてきました。
また、北陸地方や信州では長野市周辺で盛んに行われていますが、
東海や関東には、ほとんどないそうです。

お墓にも、不幸にして親よりも早く亡くなった水子や幼児のために、
墓地内に地蔵尊を建てて供養をします。

お地蔵さまと呼ばれる『地蔵菩薩』は、
幼くして命を落とし、賽の河原で苦しむ子どもを救い、
浄土へと導いてくれると信じられています。

また、“身代わり地蔵”でもわかるように、
地蔵菩薩は人の苦しみを代わってくれる慈悲深い仏様です。

地蔵尊を建てる位置は、
先祖代々の墓石より末席にするのが一般的です。

元々、人の命に序列はありませんが、
この位置は、ご先祖様をたてる意味あいと、
この様な不幸な出来事が二度と起こらないようにと願う
「逆死留め」の意味が込められています。

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能島孝志(1級お墓ディレクター)

株式会社第一石材

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