住宅ローンを組めない理由Ⅰ
フラット35とは、独立行政法人である住宅金融支援機構が提供している長期固定金利の住宅ローンです。
「借り入れ条件」「借入期間中金利が変わらない」等から利用しやすい住宅ローンだと言えると思います。
フラット35の今現在の融資上限は物件価格の9割なので、残り1割は自己資金を用意する必要がありました。
今後は、融資の上限を撤廃し、自己資金なしで購入費用の全額を借りられるように検討するそうです。
来年予定されている消費税増税が実施されると、住宅購入者が減少する可能性があるため、その支援策の一環ですね。
融資上限が実施されると、自己資金がない場合でも住宅購入が可能になります。もちろん、貸し倒れが無いように、現状よりも審査を厳格に行うことになります。
以前も10割融資を行っていたことがあるので、現実味があると思います。
自己資金がなく住宅を購入できるメリットもありますが、もちろんデメリットもあります。手元に資金がない場合、短期間でも収入がなくなると支払いが滞り、せっかくの我が家を失いかねません。
住宅ローンを利用する時には、しっかりプランニングを行い、無理なく返せる額をお借入いただきたいと思います。
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