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小曽根加代プロは上毛新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

何歳になっても、してあげたい。

テーマ:高齢の親との暮らし

先日、友人と食事に行った時のことです。

会うなり、友人がこんな話をしてくれました。

「今日ね、息子が急に帰ってきたんだよ。

特別な準備は何もできなかったけど、帰る時に持って帰れるようにタッパーに詰めてきたの。

たぶん、私が帰る前に息子は帰っちゃうから。」

私は思わず、

「そんな日だったの?誘っちゃってごめんね。大変だったでしょう。」

と言いました。

すると友人は笑いながら、

「大丈夫。約束の方が先だったしね。

忙しかったけど、やってあげられることが幸せだから。」

そして、こんな言葉が続きました。

「私は、子育ては一生だと思ってる。」

その言葉を聞いた瞬間、以前書いた

「親にとって、子どもは何歳になっても子どもなんですね。」

というコラムを思い出しました。

「そうだよね。」

私も同じように思いました。

そして、もう一つ思い出した言葉があります。

以前、義姉が私に、

「お義母さん、加代ちゃんが来ると母親然となる。」

と話してくれたことがありました。

その時は深く考えていませんでしたが、友人の話を聞いて、その言葉の意味が少しわかった気がしたのです。

実家へ行くと、母は必ず、

「玉ねぎいる?」

「きゅうりは?」

「きゅうりの辛子漬け作ったけど持って帰る?」

と、何か持たせようとします。

そして、ふと気づきました。

そういう私も、長女が帰省すると聞けば、好きそうな食べ物を買っておきます。

帰る時には、

「これ持って行く?」

「あれも持って行きな。」

と、気づけば母と同じことをしているのです。

「子育ては一生。」

その言葉は、子どものために何でもしてあげ続けるという意味ではなく、

何歳になっても子どものことを思い、何かしてあげたい。

そんな親の気持ちを表している言葉なのかもしれません。

私も、母と同じことをしていることに気づいた一日でした。

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小曽根加代
専門家

小曽根加代(実家片付け・生前整理サポート)

くらとと

言い出しにくい実家の片付けを、親子それぞれの想いに配慮しながら調整します。仕業や専門業者とも連携し、止まりがちな話を無理なく現実的に進め、生前整理や空き家対策まで一貫してサポートします。

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