書いていたつもりでした。でも、本当は…。
春から社会人になった次女と、その友達に、お金の話をする機会がありました。
私が伝えたのは、とてもシンプルなことです。
「余ったお金を貯めるのではなく、先に貯める分を取り分けて、残ったお金で生活するといいよ。」
そしてもう一つ。
車の保険料や車検、自動車税など、毎年必ずかかるお金は、ボーナスや貯金を崩して払うのではなく、毎月少しずつ積み立てて準備しておくこと。
どちらも特別なことではありません。
でも、この「備える」という習慣が、暮らしに安心をもたらしてくれると私は思っています。
私自身も、娘たちの国民年金や、いつか必要になる家の修繕費など、「いつか必要になるお金」は、できるだけ前もって準備するようにしてきました。
もちろん、予定どおりにいかないこともあります。
それでも、備えていることで慌てずに済む場面は、これまで何度もありました。
定年を迎える頃になると、退職金や企業年金の受け取り方、年金をいつから受け取り始めるのかなど、これからの暮らしについて真剣に考える時期を迎えます。
「年金は、いつから受け取るのがいいの?」
「退職金や企業年金は、受け取り方で税金が変わるって聞くけど、本当?」
そんな悩みを抱え、調べてみてもよく分からず、不安になる方も少なくありません。
だからこそ大切なのは、「誰に相談するか」だと私は思っています。
制度は変わります。
世の中の状況も変わります。
だからこそ、長く安心して相談できる人とつながっていることが、何よりの安心につながるのではないでしょうか。
実は、この話はお金だけではありません。
生前整理も。
介護も。
実家の片付けも。
年齢を重ねるほど、
「これ、誰に相談したらいいんだろう。」
と思う場面は増えていきます。
私はこれまで、お客様のお困りごとを一緒に考えながら、必要に応じてケアマネジャーや福祉用具の担当者、不動産会社、買取業者など、その方に合った信頼できる方へおつなぎしてきました。
私は、お金の話がしたいわけでもありません。
片付けだけがしたいわけでもありません。
暮らしの中では、お金のこと、介護のこと、生前整理のこと……。
年齢を重ねるほど、「これ、誰に相談したらいいんだろう。」と思う場面が増えていきます。
そんな時、
「まずは小曽根さんに相談してみよう。」
そう思っていただける存在でありたい。
そして、その方に合った信頼できる人へおつなぎする。
それが、私にできる「信頼の橋渡し」なのだと思っています。
お金は、もちろん大切です。
でも私は、この仕事を続ける中で、人とのつながりもまた、人生を支える大切な財産なのだと、ひしひしと感じています。
だからこそ、安心は、お金だけでつくられるものではありません。
信頼できる人に相談できることも、人生を支える大切な「備え」の一つなのではないでしょうか。


