困り事の本質は、物ではないことがあります。
5月にコラムを書き始めてから、今回で40本目になりました。
ここまで続けてこられたのは、読んでくださる皆さんのおかげです。
本当にありがとうございます。
今回のコラムを書くにあたり、友人から届いたLINEのメッセージを紹介したいと思い、「コラムで使わせてもらってもいい?」とお願いしました。
返ってきたのは、こんな言葉でした。
「もちろんオッケーだよ。」
「いつもコラム読んでいるよ!なかなかのペースで、感心してました。」
「コラム読んだよ。私の気持ちを代弁してくれるような内容で、ジーンときた。」
「コラム読んで泣いちゃった。寄り添ってくれてありがとう。深く感謝。」
「寄り添いが自然体の加代ちゃん。みんなに頼りにされちゃうね!」
どの言葉も、本当に嬉しく、何度も読み返しました。
でも、改めて気づいたことがあります。
友人だから直接メッセージを送ってくれたのかもしれません。
でも、その後ろには、毎回コラムを読んでくださる方がいます。
コメントはなくても、投稿すると読みに来てくださる方。
リンクを開いて読んでくださる方。
検索でたまたま見つけて読んでくださる方。
そんな一人ひとりの存在があったから、私は40本書き続けることができました。
実は、開業した頃から、ずっと自分の中に一つの悩みがありました。
「どんな仕事をしているんですか?」
そう聞かれるたびに、うまく答えられなかったのです。
だから、「家事代行をしています。」とお伝えしていました。
もちろん、それも間違いではありません。
でも、本当にお伝えしたかったのは、その先にある想いでした。
家事をすることだけではなく、ご本人やご家族の気持ちに寄り添い、一緒に考え、その人らしい暮らしを支えていくこと。
それが、私のやりたかったことです。
40本のコラムを書き続けてきた今、ようやく気づきました。
私は、書くことで、自分が大切にしていることを、自分の言葉で話せるようになってきたのです。
コラムを書くたびに、自分自身にも問いかけてきました。
その積み重ねが、「くらととらしさ」を少しずつ私自身にも教えてくれました。
私は、コラムを書いて、自分の想いを伝えているつもりでした。
でも、本当は違いました。
読んでくださる皆さんがいたからこそ、自分の大切にしていることを、自分の言葉で話せるようになりました。
私は書いていたのではなく、皆さんに書かせてもらっていたんですね。
40本目は、そんな皆さんへの「ありがとう」です。
これからも、一人でも多くの方の「暮らし」と「これから」に寄り添えるよう、私らしい言葉で書き続けていきたいと思います。


