Mybestpro Members

小曽根加代プロは上毛新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

嫌いになりたいわけじゃない

テーマ:家族の話し合い

親の介護で、家族との関係で、苦しくなったことはありませんか?

先日、ヘルパーさんが来る予定の日でした。

認知症の義母は予定を忘れて出かけてしまい、私は探し回ることになりました。

こうしたことは珍しくありません。

認知症なのだから仕方ない。

頭ではわかっています。

携帯電話に何度も連絡し、やっとつながった義母に帰宅を促し、ヘルパーさんやケアマネジャーさんへの連絡も行いました。

その日の昼休みは、あっという間になくなってしまいました。

正直、疲れました。

でも、私がつらかったのは、その出来事そのものではありません。

本当は、「ごめんね」の一言が欲しかったのです。

介護をしていると、親に腹が立つことがあります。

兄弟姉妹との温度差にモヤモヤすることもあります。

夫婦で意見がぶつかることもあります。

介護でつらいのは、介護そのものだけではないのかもしれません。

家族だからこそ期待してしまう。

家族だからこそわかってほしい。

そして、家族だからこそ感情がぶつかってしまうのだと思います。

私は最近、改めて感じています。

親しい仲だからこそ、「ありがとう」や「ごめんね」は言葉にして伝えることが大切だと。

言わなくてもわかるだろう。

家族だから当然だろう。

そう思っていても、言葉があるのとないのとでは大違いです。

そしてもう一つ。

介護は一人で抱え込まないことも大切です。

ケアマネジャーさん、ヘルパーさん、地域包括支援センター。

時には家族以外の力を借りることも必要です。

他人の力を借りることは、決して手抜きではありません。

むしろ、大切な家族を嫌いにならないための工夫だと思うのです。

私は、義母を嫌いになりたいわけではありません。

家族を嫌いになりたいわけでもありません。

ずっと良い関係でいたいのです。

だからこそ、感謝や謝罪は言葉で伝えること。

そして、一人で抱え込まないこと。

介護を続ける中で、そんなことを改めて感じた一日でした。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

小曽根加代
専門家

小曽根加代(実家片付け・生前整理サポート)

くらとと

言い出しにくい実家の片付けを、親子それぞれの想いに配慮しながら調整します。仕業や専門業者とも連携し、止まりがちな話を無理なく現実的に進め、生前整理や空き家対策まで一貫してサポートします。

小曽根加代プロは上毛新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

心地のいい「おせっかい」で暮らしを整えるプロ

小曽根加代プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼