日常業務の様子
Hello! 気温が30℃を超える日がめっきり減り、秋が近づいて来ていますね。
皆さん、夏バテしないように、体調管理をしっかりしましょう。
さて、今月はいくつかのコースを受講し、修了証をいただきました。
そのうちの一つが感染症対応の医療通訳講座です。
これは、新型コロナウィルスに感染した可能性のある日本在住の外国人の方が、
病院で診察を受ける時に、通訳者はどこでどのように通訳をするか、
というテーマで研修が行われました。
自身の感染症対策はもちろんのこと、感染症に関する知識、
診察から感染可否判定までの流れ等、
専門家の先生や関係者からお話しを伺いました。
その後は通訳のロールプレイ練習、簡単なテストを受けて終了でした。
感染症感染の可能性のある患者様の通訳は、基本的に遠隔(リモート)で行われます。
病院で別室から電話やビデオ通話で対応の場合もあります。
そういった中で、いかにスムーズにお医者様と患者様のコミュニケーションを
取り持つかが課題となります。
まだまだ手探りでの対応になるかと思いますが、自分の身を守りつつも
その場その場の状況に合わせて、
関係者間のコミュニケーションがスムーズになされるようにしたいと思います。
こういった、自分の住んでいる地域で暮らしている外国人のための通訳を、
【コミュニティ通訳】といいます。
種類は大きく分けて、医療、行政、警察、司法と4つあります。
普段私がメインにしているビジネスや技術通訳とは違い、
【人の人生や命に関わること】が独特の難しさだと思います。
現状、こういうコミュニティ通訳は、ボランティア通訳として対応されることが多いです。
なぜか?それは「人助け」という面が大きいからではないかと思います。
しかし、実際にコミュニティ通訳としてクリニックや病院に派遣されて仕事をしてみると、
事前準備として専門知識や専門用語も覚えていかなければならない、
現場では予想しない事態が起きる等、ビジネスや技術通訳の現場と何ら変わりはありません。
加えて、患者様の人生を左右するかもしれない場面に直接関わることの緊張感。
患者様とは親しくならない、通訳者の名前は明かさない等の制約もあります。
こういったコミュニティ通訳も、プロ通訳と同等な地位への向上を目指して、
これから活動していきたいと考えています。
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