真夏の通訳講習
Good afternoon! 午後になって晴れてきた高崎です。梅雨明けも近づいてきましたね。
さて、海の日の今週月曜日に映画「アラジン」を観に行ってきました。
そこで改めて映画挿入歌の "A Whole New World" を聴き、とても美しい曲だと感じました。
と同時に、英語を学習する教材にはいいのではないかとも思いました。
その理由として、
1.テンポがゆっくりなので、はっきりと単語を聴き取ることができる。
2.難しい単語があまり使われていない。
3.対義語や状態を表す単語を学習できる。
以上の3つがあると私は思いました。
そこで、今回はこの3. の特に対義語を増やす学習を、
どうやってできるかということに焦点を当てます。
まずは下の歌詞付き動画で歌詞を把握します。
注目していただきたいのは、2番の最初の歌詞です。
"Unbelievable sights, Indescribable feeling"というところです。
"unbelievable"はもう日本語でも使われているのでご存知の方が多いかと思いますが、
「信じられない」という意味の形容詞で、believable(信じることができる)の対義語です。
一方、"indescribable"はdescribable(説明できる、説明しやすい)の対義語で、
「説明できない、説明しにくい」という意味の形容詞です。
このように、形容詞を対義語とセットで覚えると、すっきり文で話したり書いたりできます。
[例] It cannot be described. / It is not able to describe. / It is unable to describe.
It is not easy to describe. / It is hard to describe.
→ It is indescribable.(それは説明しにくいものである)
他にも、legal ⇔ illegal(合法、違法)、breakable ⇔ unbreakable(壊れやすい、壊れにくい)等があります。
形容詞の対義語には、だいたい肯定形の前に否定の意味を表す
"in" "un" "dis" がつきますので覚えやすいです。
もちろん、"il" や"ir" や他の否定を表すものがつく単語もあります。
ビジネスシーンでよく使われるものとしては、"available/unavailable" や "agree/disagree" 等、
工業英語でも "enable/disable" 等が使われます。
そして、最後に歌詞のついていないこちらの動画で、ご自分がどこまで聴き取れるか試してみてください。
それでは、Have a nice weekend!