海外ドラマで学ぶ英会話(中上級編):FBI
Hello! 曇り空で涼しい高崎です。
先月から再開したシャドーウィングの訓練の成果が、
自分でも少しずつわかるようになってきました。
そうすると不思議と達成感とともにヤル気も増してきます。
今日も朝、このコラムを書く前にトレーニングしました。
さて、私のランチタイムの楽しみは、ケーブルテレビでアメリカのドラマを観ること。
今は「NCIS~ネイビー犯罪捜査捜査班シーズン14」を観ています。
昨日のエピソードでちょっと面白い場面がありました。
イギリスのMI-6から来ているリーヴス捜査官(男性)が、
エレベータ内で同じチームのビショップ捜査官(女性)のお兄さん3人に、
自分たちの妹と付き合っているという噂が本当かどうか確認するために詰め寄られます。
その時にリーブス捜査官は"It's poky!"と一言発します。
ですが、それが3人のお兄さんの内2人が意味がわからず、
残った1人が「それは嘘だって」と通訳します。
pokyには嘘という意味があるのかは私にはわかりませんでした。
(辞書の説明はこちらとこちらを参照ください。)
続いて、妹のビショップ捜査官がイギリス(スコットランド)に出張に行った時の
ことを詰め寄られたら、リーヴス捜査官は"It's as a mate"と答えます。
ここでもお兄さん内の1人が「メイトは友達ってことだよ」と通訳しますが、
さすがの他のお兄さん2人もこれはわかったようで、「わかってるよ!」と答えていました。
このように、同じ英語でもイギリスとアメリカでは少し違います。
同じ単語でも意味が違う時もあると、以前に私が派遣社員として勤務していた会社に、
企業研修講師として来ていたイギリス人講師から教わりました。
それがわかっていないと、お互いに勘違いをしてしまうこともあるようです。
例えば…
It's quite good. という一言。
たったこの一言でもアメリカとイギリスでは意味が多少違うようです。
アメリカでは「かなりいい」という割と肯定的な意味合いになりますが、
イギリスでは「まぁいいんじゃない」という50%以下くらいの意味合いになるそうです。
こういう細かいことで、同じ英語を話すはずのイギリス人とアメリカ人でも
意思の疎通が図れないこともあるというが、語学は単語や文法の学習だけでは
補いきれない「奥深さ」を感じます。
これからは秋の夜長の季節です。
是非、こういう語学の奥深さも合せて英語学習を楽しみましょう。
(3月に行ったニュージーランドのクライストチャーチ。すでに初秋でした。)