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芝原晶子

工業系・技術系企業の海外向け事業を支える英語翻訳者

芝原晶子(しばはらあきこ) / 通訳・翻訳

AST Translation Service

コラム

13年ぶりのニュージーランド@帰国してから思うこと:パート③NZ入国時の注意点

2018年5月5日 公開 / 2021年2月28日更新

テーマ:海外 ちょい住み

コラムカテゴリ:くらし

Aloha! 今日も夏日の高崎です。
GWはどこにも出掛けないのがちょっと寂しくなり、
市内に新しくオーブンした「コナズ珈琲」に初めて行きました。



そこでちょっとだけハワイ気分を味わいました。

そして旅愁にしばし浸りながら、今回のNZ旅行で気付いた大きな注意点を思い出しました。

【入国の際には、持ち込める食品の制限が厳しい】ということです。
詳細はこちらをご覧ください。
私の体験では、飛行機の中でもらう入国カードの裏に、持ち込む食品を申告する欄があります。
それに記入し、まず預けた荷物をオークランド空港でピックアップしてから、入国審査→検疫という手順を進みます。

入国審査は通常通りですが、そこから全員検疫所で持ち込む食品についての審査があります。
全員対象なので、自分の番が来るまでに1時間くらい掛かります。
NZ国内線の乗り換えがある場合は、この時間も考慮しておいたほうがいいと思います。

ポイントは、【持ち込み禁止以外の食品は、全部申告すれば持ち込み可能】ということです。
検疫検査での順番待ちの間、日本からの添乗員さんがお客様に「手荷物に入っている食品を
捨ててください。」と言っていました。ペットボトルのお水もです。
中にはスーツケースに入れたものまで、わざわざ出して捨ててる方もいました。
ですが、機内でも「申告するか捨ててください。申告しないと罰金です。」というアナウンスが
数回ありました。だから「申告すれば持ち込める」のです。

ただ、そこで検査員とのやり取りを英語でしなくてはならないので、
語学力に自信がない方は捨てたほうがいいかもしれません。

私は小腹が空いた時のためにおさかなソーセージを持参していたし、
お茶やハーブティーのパックも持参していたので、申告することにしました。

検疫検査では、入国カードの裏側を見ながら検査員から質問されます。
以下、覚えている限りの当時の会話を日本語でそのまま記載します。
ちなみに、手荷物に入れていた食品は念のために荷物から出しておきました。

私:「スーツケースの中に、お水とお土産用のチョコレートが3袋入っていますが、
   出したほうがいいですか?」
検査員:「大丈夫です。」

入国カードの裏面を見ながら、

検査員:「動物性由来の食品は何ですか?」
私:「おさかなソーセージです。」
検査員:「魚?他のソーセージは持ってませんか?牛肉とか豚肉とか。」
私:「持っていません。」
検査員:「植物由来の食品は何ですか?」
私:「ハーブティーです。」
検査員:「液体は?」
私:「お水です。」
検査員:「飲み水用ですか?」
私:「はい、そうです。」

これで終わりです。
こうして日本から持って来た食品は持ち込めました。

ここまで検疫検査が厳しいということを忘れていましたし、
今まで旅したどこの国よりも厳しい検査でした。

それからタバコですが、例え自分用に買うとしても、1人1パックまで持ち込み可でした。
私は友人に頼まれてオークランド空港の免税店で買いました。
それでも64NZドル(約5,000~5,500円)!物凄く高いです。
これでも通常にお店で買うより安いそうです。

皆さんも旅行時にはくれぐれもご注意ください。
せっかくの楽しい旅行をダメにしないためにも、
必ず出発前に持ち込み可能なものの確認をしてくださいね。

Mahalo!

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芝原晶子

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