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芝原晶子

工業系・技術系企業の海外向け事業を支える英語翻訳者

芝原晶子(しばはらあきこ) / 通訳・翻訳

AST Translation Service

コラム

日常生活から学ぶ工業英語

2018年5月1日 公開 / 2021年2月28日更新

テーマ:英語 通訳 翻訳 工業英語 学習

コラムカテゴリ:くらし

Hello May! お花を愛でる季節がやってきました!



皆さん、ゴールデンウィークを楽しんでいらっしゃいますか?
私はあいにく前半は仕事です。フリーランスとしては大変ありがいです。

さて、先日、愛車(と言っても軽自動車ですが)のオートマオイルを交換してもらいました。
その際、ディーラーで受付伝票らしき紙に「ATF交換、パッキン交換」と記載してありました。

んん?ATF??

私の頭の中で瞬時に出てきたのは、ドラマや映画でよく見る、
アメリカの政府機関「アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局」
(Bureau of Alcohol, Tobacco, Firearms and Explosives)でした。
刑事ドラマの観過ぎですね。

そんなわけないよねーと自分でも思い、早速調べてみたら、
"Automatic Transmission Fluid"の略でした。
おおぉー!と納得。過去に自動車部品製造会社の工場に勤務していたことがありますが、
自分が担当していた部品以外は全くわからず。

そして、次に「パッキン」。これはどの工場でも機械に使用されているので
よく覚えています。英語では"O ring"と言います。
パッキンを思い出してみれば、O ringというのも納得ですよね。
(パッキンはゴム製の丸い、機械には欠かせない部品の1つです。)

このように、日常生活にも工業用語は溢れています。
それに気付いて、すぐその場で忘れないうちに単語を調べるというのも、
1つの学習方法だと思います。

その後は、自分で単語帳や単語リストを作成したりして、アウトプットすることも大切。
私はここでアウトプットしたので、もう忘れませんよ~。

インプットとアウトプット。どちらか1つでは覚えられません。
両方セットで初めて自分の体にその単語が入っていきます。

お金を掛けなくても、日々の生活から語学を習得する方法はいくらでもあります。
ちょっとした気付きと学習意欲、そして継続性が語学を習得する上で大事です。

この記事を書いたプロ

芝原晶子

工業系・技術系企業の海外向け事業を支える英語翻訳者

芝原晶子(AST Translation Service)

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