13年ぶりのニュージーランド@帰国して思うこと
Buonasera! 今日もローマは暑かったですが、少し強めの風で、
帽子が飛んで行ってしまいそうになりました。日陰は涼しくて気持ち良かったです。
ローマ到着2日目に、アパートのオーナーに教えてもらった朝市へ行きました。
そこの買い物客はほぼ地元の人々。簡単で何度も繰り返し日本で練習してきた
「いくらですか?(Quanto costa?)」をイタリア語で言ってみよう!とドキドキワクワクしながら、
初めての街歩き&買い物へ出掛けました。
今日の目的の商品は靴。日本で履いてきた靴と持って来た靴は暑くて履けません。
そこで、もっと涼しくて、石畳の多いイタリアも歩ける、ウェッジソールのサンダルが欲しくなりました。
市場へ行く途中に露店がいくつかあり、とりあえず何を売っているか下見。
実は、アブダビ空港の乗り継ぎの際、セキュリティチェックで時計(100円ショップで海外用に購入)も
外すように言われ、外してカゴの中に入れたまま忘れてきてしまったのです。
そのため、時計が欲しいなぁと思っていたところ、露店で売っているのを発見。
市場になかったらここで買おうと決めて、いざ市場へ。
私が行った時間が少し遅かったせいか混雑はしていませんでしたが、
色とりどりの野菜や果物、お肉に魚介類、オリーブオイル、チーズ、ワイン。
奥に進んでいくと洋服や小物のお店もあり、ついに目的の靴屋さんを見つけました!
勇気を出して、”Buongiorno!"とおじさんに声を掛けたものの、そこからは英語で…
確か「これを試してもいいですか?」っていうフレーズも勉強したはずなのに、思い出せませんでした。
他にも「これにします。」というフレーズも勉強したのに…
このままではいけないと思い、"Quanto costa?"と聞いたところまでは良かったのですが、
返事がイタリア語で「30ユーロ。」と言われ、わからなかったら、おじさんが英語で言ってくれました…
英語学習者が海外旅行で英語を使おうと試みたものの、結局あまり使えなかった
(使わなかった)というのと同じです。
それでも優しいおじさんのお蔭で、1足15ユーロのサンダルを2足買いました。
最後に"Grazie!"(ありがとう!)はかろうじて言えました。
初めての買い物を無事に済ませ、欲しい物も手に入ったこともあり、
ウキウキしながらの帰り道。露店で時計を物色。
お店の人はインド人?バングラデシュ人?ネパール人?パキスタン人?
とにかく、南アジア系の人だったので迷わずに英語で話しかけ、
5ユーロの時計を購入。時間も合せてもらいました。
こうして、初めての買い物を成し遂げました!
帰宅後、冷静になって時計を見て思ったことは、
「5ユーロって高くない?値切ればよかった…」でした…
それはさておき、英語のみならず、語学学習者なら誰しもが通過する、
「自分の気持ちは何とか伝えらるけど、相手の言っていることがわからない」状況。
久しぶりに体験しました。香港に住み始めた当初と同じです。
あの時はすっかり英語が通じると思っていたので、むしろ通じない場所の方が多く、
広東語で話しかけられて戸惑ってばかりいました。
逆にイタリアは英語があまり通じないと聞いていたので、思ったより通じてホッとしました。
しかし、英語の甘えてばかりだとせっかく勉強したイタリア語を使わずに
イタリア滞在が終わってしまうので、そこからは少しずつ話すようにしています。
が、まだまだですね~。
私の英会話の生徒さん達の気持ちがわかった1日でした。