【全統マークで失敗したアナタに】#4 数学の失敗は後に引きずる
8月に、全統マーク模試を受けてきた時に、大きなマークミスをした人は居ませんか??マークミスをしてしまったと思うアナタと一緒に、模試を振り返ってみましょう。
数学Iと数学IAの問題を取り違えた
毎年、一定数の現役生が起こすミスの1つです。センター本番だと、出題の一部が数学I・数学IAになっていることがあるため、全滅だけは免れると思います。しかし、テストの最中に、取り返しの付かないミスをしたことに気づくことによる、精神的ショックが大きく、後のテストにも大きく悪影響を与えてしまいます。
以下の様なちょっとの工夫で改善ができるので、ぜひ、毎回の模試で実行して見ましょう。
*テスト開始と同時に、問題冊子を初めから終わりまで全ページを開き、数学IAの問題以外のページに大きく「バツ」を付けてから、解答を始めること。数学IIBでも、同じ作業をしてから、問題を解き始めましょう。
マークシートのマークミスで壊滅的失点
うっかりミスで発生する、大事故がマークシートへのマークミスです。
*マークシートの選択科目の箇所「数学IA」を塗っていない。
*「地歴公民」「理科」など、マークシートの選択科目の箇所
*「外国語」で、マークシートの選択科目の箇所「英語筆記」を塗っていない。
選択科目の塗り忘れは、かなりの頻度で発生する事故です。本番では気づかないこともあり、返却時に0点になったり、壊滅的に点数が悪いことがあるかもしれません。また、最も恐ろしいミスが、「1つズレて塗ってしまった」です。とくに、マーク番号が連番になっている、国語や英語筆記だと、壊滅的な失点を引き起こしてしまいます。マーク模試では、問題を解く時間だけでなく、マークシートに正確に転写するための時間的余裕を作ることも練習の一つです。
模試でマークミスの経験者は、本番では起こさない
一度、マークミスをしたことがある生徒は、そのミスに対して免疫ができます。本番では、絶対に同じミスをしなくなるものです。模擬試験のあとの合否判定は、酷い結果が来るかもしれません。しかし、いい意味で、本試験のために絶対ミスをしないための方法がわかったのだと思って、受け入れましょう。