模試の結果が悪すぎて凹んだアナタに【前編】

2018年10月15日

9月末から、高3生の手元にいろいろな模試の結果が返却されています。塾生たちからは連日のように、模試判定の報告と同時に「結果が悪すぎてどうしたらいいのか・・・」という相談をもらっています。
今回のコラムでは、2回に分けて模試の結果が悪すぎて凹んだあなたと、前向きになれるような振り返りをすることをコラムにまとめてみました。

【提案】泣いてもいい。3日ぐらい思いっきり凹んでいろ。

模試結果を持ってくる生徒の中には、今までの明るい人柄がウソのように、意気消沈して結果を持ってくる生徒がいます。すぐに、納得がいかない失敗をしたのだとわかります。模試の結果が悪くて、悔しがったり泣いたりするのは、人一倍受験に真剣に取り組んでいる証拠だと思います。
思いっきり泣いてもいいです。立ち直れないというのなら、3日ぐらい思いっきり凹んでいればいいです。気持ちの整理がついたら、自分の周りの生徒たちの様子を見てみること。そして、模試の結果を先生と一緒に見直すことをして下さい。

【提案】みんな一緒。凹んでるのはアナタだけではない

同じクラスの友達や、同じ塾に通っている受験生たちの様子を見てみて下さい。想定以上の良い結果が出て、ポジティブに模試を終えている生徒なんて、1割ぐらいしかいませんよ。

【提案】次に何を「改善」するか??成長の種を見つけろ

志望大学に合格したければ、「B判定」まで改善することがアナタがやるべきことをリストアップしましょう。
模試の各科目の得点のとれ方に注目して下さい。英語筆記の得点低ければ、システム英単語などで不足する単語を覚え直す反復練習を徹底すること。
記述英語であれば「和訳」「英作文」「リスニング」のように、単元ごとに「苦手」がないかを確認すること。数学でも同様に苦手単元をどのレベルまで引き上げるのかを細かく作戦立てすることが必要です。
漠然と勉強をガンバるという目標設定ではなく、「ギリギリでもいいから合格最低点を1点でも超えること」が、受験勉強の絶対目標であることを理解して下さい。
そのために、
●アナタが試験日までにできること
●アナタが絶対にやらなければならないこと
一つずつ検証して改善点を洗い出していくことが、模擬試験をふり返る作業なのです。

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