医師の刑事訴追がもたらす負の効果?
福島県でもはしか患者が?
おはようございます。福島市 さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘福島県でもはしか患者が?’という報告です。
福島民友新聞の記事によりますと...
福島県は29日、県南地方の医療機関から、はしかの感染届け出があったと発表した。感染したのは20代の外国人女性で、入院しているが症状は軽いという。県内ではしかの感染が確認されたのは2014(平成26)年以来4年ぶり。
福島県によると、女性は11日、仕事のため東南アジアから単身で日本に入国。18日に発症した。入国前に感染していたとみられる。複数人と接触しており、県は接触者の健康状況を観察している。ウイルスの潜伏期間は10~12日という。感染すると発熱やせきなど風邪のような症状が表れ、まれに肺炎や脳症などの合併症を引き起こす可能性もある。
はしかは非常に感染力が強く空気感染、飛沫(ひまつ)感染、接触感染などで感染するが、予防接種で免疫が得られる。本県では14年に4人、13年に1人、12年に7人の感染報告がある。
先日、沖縄で台湾からの旅行客からのはしかの発症が話題となりましたが、福島県でも東南アジアで感染した患者さんが本県にはしかをもたらした様です。今のところは感染の拡大は報告されていない様ですが、県医師会からも同じ報告があり、はしかと診断されるまで何度か医療機関を受診している様ですので...今回は今後の感染の拡大に注意が必要かも?しれません。