介護保険料高額は福島県に集中?
福島医大産婦人科でも腹腔鏡手術が可能に!
おはようございます。福島市 さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘福島医大産婦人科でも子宮がんの腹腔鏡手術可能に!’という報告です。
福島民友新聞の記事によりますと...福島医大は24日、同大病院が4月に子宮体がん(子宮内膜がん)の腹腔鏡下手術を保険診療で行える認定施設となって初めての手術を14日に実施したと発表した。
同大によると、東北では2例目の認定施設。子宮体がんの開腹手術では15~20センチの傷痕が残るが、腹腔鏡下手術では腹部に5~12ミリほどの穴を4~5カ所開け、小型カメラや手術器具を入れて映像モニターを見ながら病巣などを切除するため小さな傷痕で済む。
出血量や痛みが少ないだけでなく、腸の癒着や感染などの合併症が少なく、入院期間が開腹手術より短く、術後の回復も早いといった利点がある。2014(平成26)年から一部の子宮体がんの腹腔鏡下手術が保険適用になり、福島医大病院が東北大病院に続き東北2例目の認定施設となった。福島医大のふくしま子ども・女性医療支援センターと産科婦人科学講座が中心となって準備を進めてきた。
腹腔鏡下の手術は皆さんもご存知かもしれませんが、今までもある施設ではその技術の稚拙さ等で刑事事件にもなったことのある実は高度な手術でもあります。ただ、患者さんにとっては手術創が小さくてすみ、術後の経過もかなり良好な手術ですので患者さんにとってはある意味負担の少ない手術でもあります。
福島医大産婦人科の教授は大学時代の同級生で唯一の教授でして...先日もたまたま新幹線内でお会いしてお話したばかりでした。同級生が頑張っている姿が見えるのはとても嬉しいことでもありますし、頼もしい限りです。