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米国でインフルエンザが大流行?

佐藤浩明

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テーマ:インフルエンザ

米国でインフルエンザが大流行?

おはようございます。福島市 さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘米国でインフルエンザが大流行?’という報告です。

米国でインフルエンザが猛威をふるっている。米疾病対策センター(CDC)は1月12日の記者会見で、今シーズンは近年まれに見る規模で流行しており、ハワイ州とコロンビア特別区を除いた49州に感染が広がっていることを明らかにした。

 CDCインフルエンザ予防部門の研究者は会見で「米国のインフルエンザの感染マップで全土が同じ色に染まったのは今回が初めて」と話した。また、今シーズンは通常よりも早くインフルエンザが流行し始めたが、同氏は「おそらく現在が流行のピークだろう」との見方を示した。ただ、流行が収束する時期について見通しは立っておらず、「少なくともあと11~13週は続くだろう」とした。

 インフルエンザによる入院患者も急増しており、この1週間に人口10万当たりの入院患者数が13.7人から22.7人にほぼ倍増したことも明らかになった。入院患者で最も多くを占めるのは65歳以上の高齢者だが、50~64歳の中年層でも入院率が上昇しているという。インフルエンザが原因で死亡した小児患者は12日までに20人と報告されていることも分かった。

 今シーズンに流行しているインフルエンザの80%はワクチンが効きにくいH3N2型であることに加え、寒さが厳しい冬となったことが深刻な事態を招いた可能性があるとの見解も示された。なお、ワクチンの予防効果に関する詳細な分析は今後行われる予定だが、同氏は「H3N2型に対する予防効果は30%程度と予測している」と話した。

 ただし、CDC長官は「インフルエンザワクチンは完璧なものからは程遠いが、インフルエンザを予防するための最良の方法であることに変わりはない」と強調し、「未接種者は今からでも接種してほしい」と呼び掛けた。
 
 先日、福島でもインフルエンザが流行開始した旨のお話をしましたが、米国では大変なことになっている様です。これからワクチン接種と言っても物がありませんので日本では難しいかも?知れませんが、まずはご自身の体調管理に気をつけることが一番かと思われます!
18.1.18 吾妻

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佐藤浩明
専門家

佐藤浩明(内科医)

さとうクリニック内科・消化器科

患者さんに寄り添う医療体制で、「経鼻内視鏡検査」に取り組み、内科・消化器疾患の徹底した検査と治療を行います。信条の「人と、地域と向き合う医療」という姿勢を守り、より高い専門性をもって地域に貢献します。

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