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手足口病、大流行中?
おはようございます。福島市 さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘手足口病、大流行中?’というお話です。
全国的な大流行が懸念されている感染症「手足口病」に関して、福島県は16日、本県の患者数が「警報レベル」を超えたと発表した。県は、タオルの共用を避けたり十分に手洗いしたりなどの対策を呼びかけている。
手足口病は、主に乳幼児がかかる感染症。県健康増進課によると、定点調査の46医療機関で13日までの1週間、治療を受けた患者数が計315人に上った。1医療機関あたり6・85人で、警報レベルの目安となる5人を超えた。今年1月以降の患者数は計796人で、昨年同時期(104人)の7・6倍に達している。手足口病に感染すると、2~3ミリほどの水疱すいほうができ、おおよそ3人に1人が発熱する。まれに髄膜炎や脳炎などを起こすことがある。
以前にも今シーズンは手足口病の発症が多いとの報告をご紹介しましたが、とうとう警報レベルにまでなった様です。ただ、いずれにせよ手足口病はウイルス感染症ですからそれに対する特効薬はなく、症状に対する対症療法をするしかありませんので、まずは罹らない様に免疫力を落とさない様に気をつけることが大事です。