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佐藤浩明プロは福島放送が厳正なる審査をした登録専門家です

これからでも出来る春のアレルギー対策!

佐藤浩明

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テーマ:医療マメ知識

今からでも出来る春のアレルギー対策!

おはようございます。福島市 さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は「これからでも出来る春のアレルギー対策!」というお話です。
「春の主なアレルゲンは、樹木の花粉とカビである」と、米ローワン大学の研究者は話す。特に冬に暖かかった場合、環境中のカビ胞子が休眠せず増殖して広がりつづけることがある。また、春になると樹木が開花し始めるが、その時期も気候により変化する。アレルギー反応を引き起こす花粉を放出する種はさほど多くないが、花粉は軽く、微風でも遠距離に飛散するため、住む場所にかかわらず影響があるという。
これらのアレルゲンを吸入すると、鼻粘膜の腫れ、目のかゆみ、喉の炎症、過剰な粘膜産生を引き起こす化学物質が放出される。「症状は市販のアレルギー薬で十分抑えられる可能性があり、症状の徴候が出始めたときに服用すると良い。最も良いのは、アレルギーが始まる前に服用を開始することだ」と、同氏は話す。同氏は、これらのアレルギーの予防策を紹介している。
・樹木が花粉を放出している早朝の時間帯は屋外に出ず、家や車の窓を閉めたままにし、車の換気口も閉めておく。
・枕に花粉がつかないよう、帰宅後、特に夕方には髪を洗うことを検討する。
・外に出たペットをベッドに入れない。
・花粉が室内に広がらないように、人が家に入るときには靴を脱いでもらう。
・洋服を外に干さない。
・カーペットに掃除機を週2回かける。
・空調システムのフィルタを頻繁に取り換える。

 今シーズンは4月に入ったとは言え、まだまだ寒い日が続いているため現時点でスギ花粉による症状はそれ程は強くなさそうですが、これから暖かくなり花粉の飛散も始まるとそれなりに症状が出てくるものと思われます。春の時期の花粉症やアレルギー症状が出やすい方は上記の様なことにお気をつけになると幾らかなりとも症状を緩和することは可能かも知れません。あとは大事な点は症状が酷くなる前から自分に合った薬を早めに飲み出す...これが大事だと思います!
      
17.4.1 桜
 4月に入ったとは言え、まだまだ寒い日が続いていますが、一歩ずつ春は近づいている様です!

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佐藤浩明
専門家

佐藤浩明(内科医)

さとうクリニック内科・消化器科

患者さんに寄り添う医療体制で、「経鼻内視鏡検査」に取り組み、内科・消化器疾患の徹底した検査と治療を行います。信条の「人と、地域と向き合う医療」という姿勢を守り、より高い専門性をもって地域に貢献します。

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