人間の脳は、「嫉妬」をそのまま提出しない。

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:心のあり方のヒント

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子どもの頃。
友達がお年玉を一万円もらった。

「いいなぁ。」

そう思った。

大人になると不思議。

同じ「いいなぁ。」でも、
そのまま言わなくなる。

人間、
年齢とともに語彙は増える。
でも、自分の本音は減ります。

( ̄▽ ̄;)

嫉妬は、そのままだと格好悪い

「うらやましい。」
「悔しい。」
「いいなぁ。」

このままでは少し格好悪い。
・・・だから脳は考える。

どうすれば体裁よく提出できるか。

そして今日も、
脳内クリーニング工場がフル稼働。

嫉妬を洗います。
悔しさをアイロンがけします。

最後に、「配慮」という高級包装紙で包みます。

はい、完成。
本人も気づきません。

感情ロンダリング、完了です

誰かが結婚した。
「配慮してください。」

誰かが赤ちゃんを産んだ。
「配慮してください。」

誰かが昇進した。
「配慮してください。」

誰かが夢を叶えた。
「配慮してください。」

もちろん、
本当に配慮が必要な場面はあります。

それは否定しません。

でも中には、

「私が苦しい。」

ではなく、

「あなたが悪い。」

へ変換されているものもあります。

人間の脳。
なかなか仕事が早い。

最近、「配慮」は万能カードになった

昔は、水戸黄門の印籠だった。

出した瞬間、「ははぁー!」となる。

今は違います。

「傷つく人がいます。」

この一枚で、

会議終了。
議論終了。
反論終了。
便利です。

便利すぎます。

もはや、言葉界のブラックカード。
限度額がありません。

世界は、自分専用にはできない

自分がつらい日。
誰かは結婚しています。

誰かは赤ちゃんを抱いています。
誰かは第一志望に受かっています。
誰かは卒業祝いで赤飯を食べています。

逆に、
自分が最高の日にも、
世界のどこかでは誰かが泣いています。

世界は昔から、
笑う人と泣く人を同時上映しています。

上映中止にはできません。

人間バグ

人間の脳には、
「感情ロンダリング機能」が標準装備されています。

嫉妬課が書類を作り、
配慮部が清書し、
正義推進室が記者会見を開く。

本人は、
「私は思いやりのある人です。」と言います。

もちろん、本当にそういう人もいます。

でも時々、
その会議室の一番奥で、
小さな嫉妬がニヤニヤ笑っていることがあります。

脳って、本当に優秀です。

都合の悪い本音ほど、
きれいな言葉に着替えさせる才能だけは、
オリンピック級。

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鎌田千穂
専門家

鎌田千穂(産業カウンセラー)

Chi-ho’s studio

組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

鎌田千穂プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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