営業力が向上する3つの事と企業個性
ある。
本当にある。
絶対欲しかった。
「これがあれば人生変わる。」
そう思って買った。
なのに、届いた頃には、
もう気持ちが次へ行っている。
( ̄▽ ̄;)
人は、
欲しい物を増やす天才。
Amazonは、欲望の遊園地
Amazonを開く。
「これ便利そう。」
レビューを見る。
★5は参考程度。
本番は★1。
「壊れてました。」
「届きませんでした。」
「猫が嫌がりました。」
・・・猫、完全に巻き添え。
それでも読む。
また読む。
類似品も見る。
価格推移まで調べる。
気づけば、
買う前なのに研究論文を書けるレベル。
レビュー欄は、
日本最大の被害者の会。
全部読んだ頃には、
最初に欲しかった商品すら忘れている。
そして残る結論。
「今回はやめとこう。」
45分、
何してたん?
ポチった瞬間、閉店
「これに決めた!」
ポチ。
その瞬間。脳内では、
閉店セールが始まる。
翌日、
荷物が届く。
「来た!」
箱を開ける。
満足。
終了。
説明書?
読まない。
設定?
あとで。
充電?
未来の私。
その未来の私は、
毎回、行方不明。
気づけば、
開封がゴールになっている。
昨日まで宝物だった商品は、
今日から、
"欲しかった物"から"持ち物"に降格。
しかも、
開封した瞬間から、
中古品みたいな扱いになる。
恋の賞味期限、短すぎる。
送料無料は、財布を開かせる呪文
画面に出る。
「あと298円で送料無料。」
この一文。
財布を開かせる呪文である。
本当はいらない。
でも探す。
電池。
替え芯。
靴下。
お菓子。
謎の便利グッズ。
そして、
いらない物を買って節約する。
冷静になると、
意味が分からない。
結局、
一番高い買い物は、この298円。
送料無料じゃない。
それはきっと思考停止料。
100均は、未来の自分を信じる場所
100円ショップ。
「これ欲しい!」
買う。
引き出しへ。
半年後。
開ける。
そこには、
『便利だったはず選手権』の歴代優勝者。
コードをまとめるやつ。
袋を閉じるやつ。
立てるやつ。
掛けるやつ。
名前も思い出せないやつ。
みんな新品。
100均は、
便利グッズ売り場じゃない。
便利グッズの墓場への入口。
しかも、
収納用品を買った結果、
収納用品を収納する収納が必要になる。
人は、買い物が好きなんじゃない
欲しい。
探す。
迷う。
比べる。
レビューを見る。
カートに入れる。
一度閉じる。
また開く。
ポチる。
この一連のイベント。
これが本番。
商品は、
エンドロール。
だから届いた瞬間、
自分の楽しみは終わる。
脳は、
手に入れた瞬間より、
「もうすぐ手に入る!」
で盛り上がる。
だから人は、
買い物をやめられない。
欲しい物が欲しいんじゃない。
欲しがっている自分が、ちょっと好きなだけ。
そして今日も言う。
「もう物は増やさない。」
翌日。
Amazonのセール通知。
「これは別。」
この一言だけで、
昨日の反省会は解散。
人は、
「これが最後。」
と言いながら、
次のセールでまた恋をする。
学習能力より、送料無料のほうが強い。



