ベルトの溶接が取れてしまったブルガリの時計。レーザー溶接をしてもらいました
おはようございます。ここ二日間ほど冷え込みが急にはじまりまししたね。
こたつを出してストーブも用意しました。今年は例年になく寒くなるそうですが毎年寒いので覚悟はしていますが一段と気配りが必要な季節になってきたのでしょう。
寒い季節はどうも苦手です。手先が思うように動くまで時間がかかります。服も着込むので身動きが取りずらいですね。時計も冷たくなって朝にカネベルトを付けるときはヒヤッとしてしまいます。
そんな季節ですがみなさんも上手に季節と向き合って行ってください。
今日は時計が外部からのショックや衝撃を受けたときの対処を
誤って時計を床に落としたりすると、一見何の不都合も起きないように見えるときがありますが、機械内部に固定されている文字盤が浮いたり、針が外れたり色々なことが起きます。
文字盤がずれると、針の取り付け部と接触して止まることがあります。針が傾くとガラスの内側に接触したり、針同士が接触したりして止まることもあります。
もちろん時計の機械を守る機構、耐震装置という部品がありますが、衝撃を吸収しきれない場合にはスプリングごと(耐震装置のバネごと)外れてしまいます。
外れた部品が機械内部に挟まると、もはや動きません。挟まらなくても、正確な時を刻むことは不可能です。
外れた部品をそのまま放っておくと、他の部品を損傷させてしまいますので、落下や衝撃が加わった後から調子が悪くなった場合には、直ぐに点検修理を受ける事をおすすめします。
とりあえず動いているので、良いかと思って使ってたりすると余計に部品が破損し、思わぬ出費となることがありますので注意しましょう。
時計は些細なことを放置すると重症になってしまうことも時々あります。あの時修理だしておいたらなど後悔しても遅いです。気になったら修理や点検をしましょう。その際前回のオーバーホールより3年以上経っているのなら分解掃除(オーバーホール)もしてあげることをおすすめします。
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時計の耐震装置です
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今日も寒いですが仕事はうれしいことに忙しくしています。風邪をひかないように頑張りましょう。
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