バランス、バランスと言いますが
朝晩が冷え込み、秋の訪れを感じる今日この頃、「なんだか肩が重い」「腰の調子が悪い」というお声をよく耳にします。
実はこの季節、肩こりや腰痛が増える時期でもあります。
今回は、秋特有の不調の原因と、日常生活でできる簡単な対策をお伝えします。
■ 寒暖差が筋肉を緊張させる
秋は一日の中で気温差が大きく、自律神経が乱れやすくなります。
その影響で筋肉が緊張しやすくなり、血流が悪くなることで、肩や腰に不調が出やすくなるのです。
とくに、首・肩周りや腰回りは冷えに弱い部分。
冷たい風にさらされたり、衣服が薄手のままだったりすると、知らず知らずのうちに筋肉がこわばり、痛みを引き起こすこともあります。
■ 運動不足・姿勢の乱れも要注意
涼しくなると、外出が減って体を動かす機会も少なくなりがちです。
また、寒さから身体を丸めて過ごしたり、ソファで長時間過ごすなど、猫背になりやすい姿勢も腰に負担をかけてしまいます。
このような生活習慣の変化も、秋の不調を引き起こす大きな原因のひとつです。
■ おうちでできる簡単ストレッチと温活
朝晩の5分間、首をゆっくり回したり、腰を左右にひねったりするだけでも血行は大きく変わります。
深呼吸を意識しながら行うことで、副交感神経が優位になり、筋肉の緊張も和らぎます。
さらに、腹巻やレッグウォーマー、温かい飲み物を取り入れるなど、体を冷やさない工夫も効果的です。
■ 早めのケアが体を守ります
秋は「夏の疲れ」が出やすく、「冬の冷え」に備える準備期間でもあります。
この時期に体のバランスを整えておくことで、冬の不調を予防することができます。
当院では、テーピングだけでなく
お一人おひとりの体調に合わせた施術もご用意しています。
「最近、なんとなく体が重い」と感じている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
秋を快適に過ごすために、今こそ自分の体と向き合うチャンスです。
毎日を元気に過ごせるよう、お手伝いさせていただきます。



