なんで部下の顔色をうかがうわないといけないんだ!

岡本陽

岡本陽

テーマ:管理職

こんにちは。

成果を出し続ける仕組み作りコンサルタントの岡本です。


管理職の研修をして、部下とコミュニケーションを円滑にするという話をすると、

「なんで部下の顔色をうかがわなくちゃいけないんだ!」

言われる事が多いです。

自分の仕事に誇りをもち、自信があり、自分は厳しい環境の中で技を磨いてきた。こんな自負のある方に多い反応です。


管理職の仕事とは


管理職の仕事とはなにでしょうか。
一般的に管理職の仕事は大きく、

1、業務の遂行
与えられた業務を、正確に効率よく遂行するために手順明確化したり、役割分担等をする。

2、人材の育成
自社の発展のために人材育成や流出防止策を行う

3、組織の統制
経営者の方針やルール、コンプライアンスを浸透させる

に分かれます。

「2.人材の教育」にスポットが当たる事が多いですが、自分の所属する組織の発展を考えると、「1.業務の遂行」はあたりまえですが、重要です。


部下とのコミュニケーション


部下とのコミュニケーションはどこにはいるでしょうか。

もちろん、すべてに入ります。

多くの方は、頭のどこかで「2.人材の育成」と考ええているのではないでしょうか。
もちろん、すべて事は「人材の育成」につながると思います。

しかし、人材育成を中心に考えると「どの様に育成するか」と考えます。

その時は、

・こちらは「教える側」で先生だという意識が働く、

・自分が育てられたやり方で育てる事を考える、

・最近の若者は優遇されすぎで甘いから厳しくする

・人材の育成は苦手なので放置する


というマインドになる傾向があります。

その結果として

「なんで部下の顔色をうかがわなくちゃいけないんだ!」

になるわけです。



業務の遂行と考える


部下とのコミュニケーションを「業務の遂行」ととられるとどうでしょうか。

多くの管理職は「業務の遂行」が最も重要な仕事とかんがえている思います。
業務では「正確に効率よく遂行する」ことがとても重要です。

そう考えると、部下に高いパフォーマンスを発揮してもらうことは「仕事」です。

もし、あなたが部下に仕事を与えた時に
・自分の仕事じゃないと思っているから
・自分の考え方や価値観に合わないから
・得意じゃないから
・嫌いだから

といって仕事をしなければどう思いますか。

仕事を全うするために、利用できるものは何でも利用する、やれることは全部する、ではないでしょうか?


業務の遂行のためのコミュニケーションです。
「部下の顔色をうかがう」と感じるかもしれませんが、それによって、あなたの価値が下がるわけではないです。

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Mybestpro Members

岡本陽
専門家

岡本陽(経営コンサルタント)

IMソリューションズ株式会社

会社の利益を残す仕組を作るコンサルティングと利益を出すための行動を教える研修を行います。他の管理職研修と異なるのは「利益を出すための“行動“を教える研修」であり、利益を意識した人材の教育を行います。

岡本陽プロは愛媛新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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