新規事業を松下幸之助の経営の名言で考える
自分自身のビジネスを見直す
「あなたのビジネスは誰の何をどうやって解決していますか?」
この言葉を投げかけてます。
この質問をすることで、改めて考えてもらっています。
ビジネスの基本は、人のもつ問題・課題を解決してその対価をいただく事だと考えてます。
それなので、この「何を」というのは「問題・課題」ということです。
ここでいう「問題・課題」とはどういう意味でしょうか?
私は、「問題・課題」とは、いわゆる「不」だと思います。
「不」とは、不満、不足、不便、不利、不快、不安です。
それなので、ビジネスはお客様のもつ、不満、不足、不便、不利、不快、不安を取り除く事だと言えるのです。
では「どうやって」とはどういう事でしょうか?
問題の解決方法になるわけですが、ここでそれぞれの独自性がでてきます。
解決方法が他の競合と同じであれば、差別化されにくくなってしまいます。
それなので、新規で参入するのであれば、なおさらこの「どうやって」が重要になってきます。
では、どの様にして「どうやって」を差別化するのでしょうか。
やり方は様々ですが、自社の強みや過去やってきた事の分析から行う事ももっともポピュラーです。
強みというのは、一般的な経営資源であるヒト、モノ、カネ、だでけでなく、情報、ネットワーク、信用、こういった物も強みになります。
過去やってきた事は、自分自身や社員の経歴の中や、過去の取引の中にヒントがかくされています。
これらを頭において、もう一度
「自分達のビジネスは誰の何をどうやって解決するのだろう?」
と考えてみてください。
次に進むヒントが見つかると思います。