新入社員に教えたい仕事と常識~報・連・相~
こんにちは。
成果を出し続ける仕組み作りコンサルタントの岡本です。
最近、メンター制度を取り入れている会社が増えてきましたが、
メンター制度って知ってますか?
「メンターってなに?」「言葉は聞いた事があるけど・・・」
それとも、「ウチの会社も取り入れているよ!」でしょうか?
実際に、制度を運営した事がないと、
なかなかピンときませんよね。
そもそも、メンターってなにでしょうか。
一言でいうと、メンターは“良き先輩”です。
メンター(Mentor)の言葉の由来としては、
ギリシャ神話に出てくる老賢人「メントール」
が由来なのですが、
1980年代のアメリカで成功した起業家が
自分を精神的にも支援してくれた方々を、
敬意を込めてメンターと呼ぶようになった事が
使い始めた由来と言われてます。
一方で、メンターに指導を受ける人の事を
「メンティー」(Mentee)と呼びます。
指導を受けるといっても、一方的にメンターに教えを
請うという依存的な立場ではありません。
この点が、いわゆる「部下」や昔ながらの「後輩」と
異なる点です。
メンター制度におけるメンターの役割は、
メンターはメンティーのもつ「可能性」や「モチベーション」
を引き出し、自発的で自律的な人材に育成する事です。
それなので、メンターは命令するのではなく、
“気づき”を与え、考えを“引き出し”し
人を成長させることが目的となります。
なぜ、メンター制度が注目されているか?
1点目は、
ビジネスの環境が大きく変わり、
過去の成功体験をもとに物事を進めても、
必ずしも成功するとは限らない状況となっているため、
新しい世代が、新しい考え方で物事を進めなければ
ならない状況になっていること。
2点目は、
自律的な人材を育成するためには、
指示や命令以外の方法で育成する必要があり、
上司とは別に若い人材を導くの存在が必要に
なっているため。
それが具体的に「退職者を減らす」ことにどうつながるのか?
メンターは具体的に「どの様に振る舞わなければならない」のか?
この内容については、またの機会にお話しをしたいと思います。