英検1級道場-2016-2英検1級に申し込みました 27回目の合格を目指して
私のこれまでの英検1級2次試験の戦績は、35勝6敗
1998年度第1回から2024年度第3回まで、41回、2次試験を受験しました
なお、英検1級1次試験は54勝2敗です
数字の差は、1次試験に合格しても、仕事の都合などで2次試験を受けなかったという回があるためです
その場合は、1次試験から受け直していて、1次試験免除を使ったことは一度もありません
今回、2次試験の成績を見たら、発音が10/10という驚くべき評価でした
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/5187402/☚ご覧ください
これは、点数が高すぎる!ということで納得がいかず、これまでの41回の成績を見直してみました
41回の合格を分析してわかったこと(発音の点数)
10点 1回 2.4%
9点 3回 7.3
8点 12回 29.2
7点 14回 34.1
6点 7回 17.0
5点 4回 9.7
全体平均 7.14点
ちなみに、2024年度の発音は、8点→8点→10点という評価でした
ここしばらくは発音に注力してきたので、8点は妥当かなと思われますが、10点満点は正直びっくり!
私は、これまで多くの帰国子女やインターナショナルスクール在校・卒業生のレッスンを見てきましたが、彼らの発音に比べると、私はとんでもなく低いレベルです
また、英米の帰国子女であっても、10点満点をもらうことは珍しいです
ですから、私の今回の10点は、72歳の爺さんががんばったことによるご祝儀かなと思っています
さらに発音5点の評価を調べたところ、いずれも不合格の時でした
つまりスピーチと質疑応答がうすっぺらいと、自動的に発音と単語/文法も低くなります
逆に、スピーチと質疑応答がしっかりできると、つられて発音と単語/文法もよくなるということです
6回の不合格を振り返ってみると、5回はしかたないと納得できました
まともなスピーチができなかったと反省しています
ですが、1回だけはどうしても納得できません
また、不合格のうち2回は得点が1点不足(CSEではなく)
スピーチできなかった点を他の評価で取り戻すことができなかったということです
逆に、スピーチと質疑応答の点数が低くても、単語/文法と発音はそこそこよかったという例もありました
結局、採点についてはよくわからない、水物だという印象でした
英検1次試験のWの点数と同じく、2次試験の点数も合理的説明が難しいというところがあります 生身の人間がかかわるかぎり、ばらつきは避けられません
ですから、点数がよくても悪くても、一喜一憂しないということが大事だと思っています
これまでの受講生を見ると、1次試験で英作文だけが高得点でギリギリで合格してしまった人は、2次試験で大変苦労するという実例が多々あります
場合によっては、2次試験を4回不合格となり、1次試験からやり直すという方もいます
そうなると、1次試験にも合格できなくなっている状態に陥ります
いずれにしろ、地道に英語力をつけていくというオーソドックスな勉強方法が大切
だということです
発音も、老人だからダメということはありません
私のように年齢を重ねて発音が高得点になるという例もあります
継続することが何より大事です
2004年第1回から2015年度第3回までは、2次試験面接の評価は、スピーチ30、質疑応答30、単語/文法20、発音20という点数でした(100点満点)
ですので、この期間は、発音20点を10点換算で計算しました
余談ですが、私は以前の点数配分の方がよかったと思っています
スピーチと発音が同じ点数配分での評価というのは納得がいかない、というのが正直な感想です