英検1級道場-英検リニューアル合否判定方式への修正を英検に提案します、皆さんのご意見を求めます
先月20日、外務省による統計発表で2024年の新規パスポート発行は384万冊、
累計で有効なパスポート2164万冊という数字が報告されました
出典:https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100797931.pdf
日本人のパスポート保有率は17.5%!だそうです
この内、30歳未満が48%を占める
20~29歳 24.7%
19歳以下 23.5%
しかも、保有率は2019年の23.8%から3年連続で下がり、2023年には17.0%になった(コロナの影響と思われる)ということです
目を疑う、という表現がまさにピッタリですが、外務省の発表なので疑う余地はありません
ちなみに、イギリスのパスポート保有率は77%、オーストラリアは53%、アメリカは48%、韓国は45%、と、日本とは比較にならない数字です
日本人の人口約1億2300万ですから日本人1億人はパスポートを保有していない
という驚くべき事実です
ちなみに、今は、家族でも一人一冊、赤ちゃんもパスポートがなければ海外には行けません
日本人の約83%は、なぜパスポートを持っていないのでしょうか?
理由を考えてみました
思いつくことは以下の通り
・円安 ☞円高の頃から変わっていないので関係なし
・日本人は観光に興味がない ☞それはなし、国内の観光業は大繁盛している
・メディアやインターネットで旅行番組が豊富 ☞むしろ現地に行ってみたくなる
などなど
結局、以下の理由ではないかと思われます
「日本人は海外に行く必要がない」
つまり、日本国内で欲望が満たされてしまうということではないかと思われます
自然に恵まれている
☞四季があり、それぞれの季節の楽しみがある
☞山、川、海、岩、何でもあり
☞自然を楽しむ施設が豊富
歴史に恵まれている
☞古いものが豊富に残っている
☞逆に近代の最先端の物で楽しむこともできる
食も充実
☞世界の食が集まっている(世界一のフレンチは東京にあるなど)
☞地方ごとの特色ある食文化が残っている
交通手段が発達している
☞正確、安全など世界一(ときどきポカはある)
サービスが充実
☞おもてなし精神が生きている
☞宿泊施設の豊富さ(ピンからキリまで選べる、しかもリーズナブル)
などなど、日本という国の充実度が海外への渡航を不必要なものにしていると思われます
以上のことは、外国人観光客のリピート率が高いことにもつながっています
来日するたびに、違う体験ができるということです
最初のお決まりコースから、体験型に移行する外国人観光客は引きも切りません
日本に生まれてよかった!!と実感しました
ちなみに、台湾と日本の観光客数を比較すると(人口比で言うと)5対1となり、
台湾からの観光客に対して、日本からの観光客はその1/5
完全に、台湾からの一方的な片思い状態だそうです
さらに興味深いのは、ビザなし渡航先の多さでは世界最強ランクで受け入れてもらえるのにも関わらず、日本人が海外に出ない事実です
また、日本国内ではパスポート保有率に地域差があるようです
東京が29.9%、秋田が5.8% *外務省2022年データ
年齢別でも差がありますが、矛盾する情報が錯綜していて本当のことがわかりません