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英検1級道場ー2023-3英検1級合格を果たした受講生から体験談が届きました

2024年4月11日 公開 / 2024年4月15日更新

テーマ:体験記

コラムカテゴリ:スクール・習い事

よくがんばりました
2023年度第3回で英検1級合格を果たした受講生から体験談が届きました
皆さんの参考になるように、ここにシェアします

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<英検1級合格までの軌跡>

私は帰国子女で海外生活も長かったので、ある程度英語力には自信があり、英検準1級は持っていましたが、もう少し高度な英語力を身につけたいことと、周囲に高度な英語力を証明したいという気持ちから英検1級を約1年半~2年間勉強しました。

その間に短期で英会話スクールの英検1級のクラスにも通いました。

また、私が英語を用いる職場のクラスでアルク出版の「キクタン」という教材があり、単熟語をチャンツで聴きながら覚えるというもので、この教材を使った英検1級の学習をしていこうと思いました。

やはり単熟語を文字として覚えたり、暗記することはなかなか難しいですが、聴きながら覚える(文章の中での使い方まで音声で聞こえる)アルクの教材は自分に合っていましたし、たくさんの単熟語を覚えられました。

また、英検1級の教材もいくつか買いましたが、やはり過去問の教材から実践的に学べると思いました。

しかし、4回目の受験で英検l級に合格するまでには実際に自分が受けた試験用紙から自分なりにリーディング/リスニング問題の分析(キーワード/接続詞However, Furthermore, Moreoverなどから/正しい箇所の答えの探し方を探すこと)と、英検の作文の色々なテーマのたくさんの作文例を読むことが効果的だったと思っています。

英検を受験した1,2回目ではリーディング、3回目ではリスニングのPart3の点を大きく落としたことや作文で6~7割しか取れないことが毎回の合否に響いていたと思ったので、インターネット検索から山中先生の英語塾にたどり着き、助けを求めました。

作文では自分の文字の大きさがネックになり、求められている文字数には程遠いと思いましたが、文字の大きさを今より小さくするということより、なんとか7割を超えられるように説得力のある文章を書いて色々なテーマに対応できるように色々な作文例を教材から読み込んで高得点を目指したいと思いました。

ネットのyoutubeでリスニングPart3の対策法も見ていましたが、自分が思っているよりも肩の力を抜いて自然に対策していけば良い(Part3のリスニングでは状況を頭に叩き込むことやbut, althoughなどの接続詞をよく聴くこと)が大切かと思いました。

山中先生にも作文で飛びぬけた高得点を目指すより、各パートで高得点を目指しましょうと言われたので、そうすることにしました。お陰様で4回目の試験では各パートで7割前後取れました。(作文では約8割取れました)

面接まで3週間ほど期間が空いていたので、面接の教本、インターネットや山中先生にご紹介していただいた過去のテーマからいくつかテーマをピックアップし、内容を考えたり作文例を見ました。また、自分の考えや答え方を紙に書きました。

やはり、面接の練習はアウトプットが必要なので、自分で黙々と勉強するより、声に出して先生に聞いてもらった方がよいと思います。(自分は面接の練習でも緊張してしまいました)

また、レッスンでは英語文だけでなく、あらゆる人の立場(例えば政府や国民の人々)や方面で物事を考えることが大切であることを学びました。

自分は2分間スピーチが一番不安で、どのように2分間という長さを考えながらスピーチができるかと考えていました。

最初は面接官に「腕時計を見ながらスピーチしても良いですか?」と質問しようとも思いましたが、山中先生から話している際に時計を見ている余裕はないと言われてその通りだと思いました。

いろいろなYoutubeの体験談も見て研究することにしましたが、その中で印象的だった言葉がいくつかありました。

それは「面接官にストップと言われるまで2分間話し続けた方が良い」、「なるべく沈黙は作らない方が良い」、「面接の評価の加算点になるため、たくさん話した方が良い」でした。

また、最も印象的な言葉だったのが、「作文例を暗記するのではなく、自分の言葉で自分の本当の気持ちを話すこと」でした。どんなに例文を完ぺきに言えていても、それは自分が本当に感じて考えることでなければ意味がないし、面接官にも伝わらないと思いました。

また、難しい言葉を並べて早口で話しても面接官に伝わったり、聞き取れなければ意味がないと思いました。

もちろん、どんなテーマが出てもある程度の内容には知識やまとまり文が必要なので、例文のように高度で正しい表現で伝えた方が良いとは思いますが、丸暗記というのは難しいことと、自分の気持ちが入りにくいので、自分の本当の気持ちが伝わるように面接官に話したいと思いました。

なので、文そのものより内容を把握することと、それを自分の言葉で話すことが大切だと思います。作文テーマとしては気になるものをピックアップして溜めていき、最終的には50テーマ程になっていました。

面接日では指定時間より30分前に行きましたが、係の人により携帯電話を透明ケースに入れて首にかけた後、受験者は一部屋にすでにたくさん座っていました。

並べられている机の椅子に前から順番通り座るのですが、私は真ん中の後位でした。最終的にクラスには48人程の人が座りました。もらった用紙に必要なことを記入したり、注意書きを読みました。

周りを見渡すと面接の教本を読んでいたり、自分がまとめた文を読んでいたり、小声で面接の文章をぶつぶつと言う人達がいました。

自分の名前が呼ばれるまでに一時間程部屋にいました。
その間に自分が持ってきた飲み物を飲んだり、トイレに行くことができました。

しばらくして係の人により一列の半分程が移動になり、外にある椅子に座って面接の部屋に入るまで10分程待ちました。

次に係の人に呼ばれ、面接官達がいる部屋に入りました。私の部屋では外国人と日本人の男性がそれぞれ前にある(少し離れた)テーブルの椅子に座っていました。

部屋に入った際に挨拶をし、外国人の方から荷物を右側にあるテーブルに置いて良いと言われました。真ん中に受験者用のテーブルとイスがあり、座るように言われました。

面接官の二人のお名前を伝えられ、挨拶をしました。
(私は朝からの面接の練習や長い間部屋で待っていたこと、不安と緊張からそれほど目立った明るい態度は出せなかったかもしれません)

その後、「自己紹介をして下さい。」と外国人の方から言われたので自分の名前、アメリカに父の仕事の都合で長期間住んでいたことやカナダに留学で10ヶ月いたことと現在の職業について話した後ストップされ、外国人の方から「北アメリカでは何が好きでしたか?」と質問されたので「広大な自然と野生動物がいて、それらが好きでした。」と答えました。

その後、外国人の面接官が私が座っていたテーブルに裏返した置いてあった小さな白い紙を指して「そこの紙をひっくり返して見てテーマを1分で選んで下さい。」と言われました。

5つのテーマを見た時、恐れていた時が来たと思い、さらに緊張しました。

テーマとしては「政府は子供の手当を夫婦に増やすべきか?」、「政府は宇宙探検についてコストを増やすべきか?」、「遺伝子組み換え食品が危険だと言う人達がいるが、あなたはどう思うか?」、「日本の銃の法律を厳しくするべきか?」というものがあり、もう一つは思い出せません。

私はギリギリまで「遺伝子組み換え食品」か「銃の法律」についてか迷いましたが、面接官に時間が来てストップと言われても1,2秒ほど待ってもらい、「遺伝子組み換え食品」のテーマを選びました。

銃の問題は関心があり、言いやすいかとも思いましたが、身近なテーマではないし、アメリカや海外の銃事情はよく知っていても日本の銃の事情はよくわからないと瞬時に思いました。

遺伝子組み換えの問題については以前から興味がありましたが、その「危険性」について言えるか迷いました。ただ、より言いやすいと思いました。

2分間スピーチでは練習していた"My first/second reason is~/In conclusion,~"など順序立てて言えず、それを言える余裕もなかったと思います。

私は反対意見を言うことにしたので"I disagree that~"の後は自分の思いをただずっと一つにまとめて話したと思います。

内容としては「遺伝子組み換え食品を食べ続けると癌になる」という研究結果がどこか海外であるという情報を見たことがあったが、色々な観点から良い面がいくつかあると思ったので、「世界は労働力の不足や出生率の減少に直面しているので、遺伝子組み換え食品に頼る必要がある。遺伝子組み換え食品について前向きに進んでいく必要がある。我々は世界を革命していかなくてはならない」ということをストップと言われるまで(数秒オーバーして)伝えました。

(途中、自分でも何を言っているかわからないような感覚があったり、間があった瞬間もありました)

「世界を革命していかなくてはならない」という言葉は何回か言った記憶があります。ストップと言った外国人の面接官から「あなたは世界を革命していかなくてはならないと言うが、遺伝子組み換え食品について懸念すべきことは何だと思いますか?」という質問がありました。

私は「我々は世界の労働不足、食料不足にこれから対処していかなくてはならない。世界で遺伝子組み換えについて色々なアイデアが出ているのであれば、それを活用するべきだ。我々は前に前に進んでいくべきだ」というような内容を伝えました。

その後、今度は日本人の面接官から「遺伝子組み換え食品の脅威についてはどう思いますか?」という質問がありました。

私はこれまで「危険性」という問題の核心に触れた言い方をしてこなかったと思い、一瞬焦りましたが、一方で社会的に明確な答えはないかもしれないとも思いました。

私は「遺伝子組み換え食品によって人々が例えば癌になるかもしれないということがわかるまでには時間がかかる。それまでには遺伝子組み換え食品の危険性についてわかるはずだ。」と手ぶりも交えて答えました。

しかし、それだけでは説明文として弱いと思ったので、ある作文の例文で見た内容、それは「絶滅危惧種のDNAを使ってより良い作物を生む研究ができる」というものも言おうか迷いましたが、言わないより言った方が良いと思い、「絶滅危惧種のDNAを使って我々は研究することもできる、と聞いたことがある。」と言いました。

その時に外国人の面接官が大きく2回うなづいたことが嬉しく、安心しました。この件について知識があるのだと思いました。日本人の面接官は私を厳しく評価するかのように私をじっと見つめていました。私は今となってはこの時にもう少し色々なことを言えたな、とは思います。

例えば「遺伝子組み換え食品は有害物質を含まない。私たちは実は毎日のように遺伝子組み換え食品を食べている。スーパーでも添加物食品が多くあるが、添加物だって人間の体の中に多く蓄積すると癌になる可能性がある。それであれば遺伝子組み換え食品と変わらない。」など、自分の考えをいくらでも展開できたはずだと思います。

面接に必要なのは聞かれたことについてそのまま考えて答えるのではなく、このような想像力、発想の柔軟性や自分なりの意見の展開が必要かもしれないと思います。

さらに言えば、私の答え方ももう少し説明文を入れても良かったと思います。
例えば「絶滅危惧種のDNAを使ってより良い食物を生む研究ができると聞いたことがあります。つまり、作物の改善や安全性について研究ができます。なので、私たちはこのようなあらゆる方法を使って食物の安全性について研究できるため、遺伝子組み換えの食品の危険性もすぐに正確にわかって解決できるだろう。」など、、

ただ、面接官にとって受験者が言っていることのポイントがわかりやすく、その人の考え方やポリシーが伝われば良いのかとも思います。

一方でやはり説得力も必要であり、説明文の内容や量の多さが加算点につながることも事実だと思います。外国人の面接官の最後の質問として「あなたは遺伝子組み換え食品の表示は十分だと思いますか?」と聞かれました。

この答えとして「ある程度はそう思うが、、すみません、よく知りません。」と答えました。

この質問に答える時も発想力が必要だったと思います。例えば「スーパーでは遺伝子組み換えの表示をたまに見ることはありますが、おそらく十分ではないと思います。

ただ、食物の原料を輸入に頼っている日本は全ての遺伝子組み換えの食品に表示もできないだろう。」など、知識は十分でなくても想像力を働かせ、自分なりの考えを展開することはできただろうと思います。

実際、後から調べたことですが日本は約60%の食料を海外からの輸入に頼っていて、遺伝子組み換えの表示義務はないそうです。なので、自分が身近に感じることも間違っていないことが多いですし、発想の転換を存分にし、自分の考え方が面接官に大いに伝わると良いと思います。

私は自分の面接の出来は6割5分くらいかと思いました。
自分の言いたいことは言えたし、なるべくたくさん話したつもりではありましたが、最初の方で「遺伝子組み換えの危険性」についての核心をついた答え方をしなかったこと、また、その後も核心について十分に説得力のある答え方ができたかは疑問でした。

しかし、「遺伝子組み換え食品の危険性を知るには時間がかかるだろうし、それまでには色々な研究がされているはずだ。世界は今後、人材不足や食糧不足に直面するため、遺伝子組み換えの食品の危険性ばかり懸念していられないだろう。我々は前に前に進んで世界を革命する必要がある」という自分の考えは伝わったと思いますし、これがこの人の考え方であり、ポリシーだということは面接官達に伝わっただろうと思いました。

無事に合格できたことに感謝しています。
あっぱれ

ありがとうございました。

この記事を書いたプロ

山中昇

自ら英検1級合格を続ける英語指導者

山中昇(英検一級道場)

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