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英検1級道場ー2022-2英検1級2次試験トピックの研究

2022年11月7日

テーマ:英検2次試験・スピーキングに関する情報

コラムカテゴリ:スクール・習い事


昨日、英検1級2022年度第2回の2次試験A日程が行われました。
受験した方からトピックの情報が入りましたので、シェアします。
合わせて、私なりの論点について整理してみました。

■トピック
アメリカは超大国の地位を失いつつあるか?

(答)アメリカは超大国の地位を失いつつあると考えます。
理由は以下の論点によります。

■論点①経済力
経済力で中国が台頭しており、いくつかの論文では5年以内に中国がGDPでアメリカを抜くという予測が出ています。
旧ソ連が崩壊してロシアは弱小国になりました。
そのため、ここ20年ほどはアメリカが経済力で断トツ1位でした。
その地位が崩れようとしています。

■論点②軍事力
アメリカは旧ソ連崩壊後、軍事力でも断トツパワーを持っていました。しかし、この10年中国が急速に力をつけ、通常戦力ではアメリカと互角になっています。しかも、電子戦では中国の方が技術的に先行し、ある分野ではすでに凌駕しているとさえ言われています。

■論点③外交
アメリカは以前のような世界中の紛争に介入し、軍事力を行使する姿勢を急速に変えてきています。ウクライナ戦争でも直接介入はせず、あくまでに武器弾薬を中心とした支援に終始しています。

■論点④国内問題
アメリカは国内で深刻な状況に面しています。以下の3つの大きな分断があります。(1)人種問題(2)妊娠中絶(3)銃所有の可否。ひとつの国家としてまとまることが難しくなってきています。

以上の論点からアメリカは超大国の地位を失いつつあると私は考えます。

なお、スピーチできるのはおそらく最初の論点①②くらいでしょう(時間制限2分)。
論点③④は質疑応答のところで話すことになるかもしれません。

(注)
そうではあっても、アメリカが現在も大国であることは変わりません。
金融を含めてあらゆる面で世界のリーダーシップをとっていることは間違いありません。
中国が超大国になれるかどうかは、大いに疑問と言えます。中国に対するイメージが世界中で急速に悪化しているためです。尊敬されない国は超大国にはなれません。

この記事を書いたプロ

山中昇

自ら英検1級合格を続ける英語指導者

山中昇(英検一級道場)

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