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英検1級道場ー英検1級2次試験過去問トピック研究

2022年9月22日

テーマ:英検2次試験・スピーキングに関する情報

コラムカテゴリ:スクール・習い事

今日は、英検1級2次試験の過去問の中から、2問を選びました。

① Is the Japanese economy too dependent on manufacturing ?

内閣府や経済産業省が発表した最新の数字を見ると、日本の製造業がGDP(国内総生産)に占める輸出の割合は8~15%にとどまっています。
2020年は、12.8%。

最近は日本の産業構造のうち、約70%がサービス業です。
つまり第1次産業が5%、第2次産業は25%、第3次産業が70%という構成になっています。

この数字を見れば、日本が「製造立国」、「輸出立国」だと表現することは正しくないことがよくわかります。

2020年、世界の輸出額の国別の割合を見ると、中国が14.7%、アメリカが8.1%です。
これに対して、日本は3.6%です。
世界の輸出総額における日本の位置づけはこの程度のものです。
この金額から見ると、中国こそが輸出立国、製造立国であるということです。

日本のGDPのうち、約60%が個人消費であり、これが日本経済の中心です。
そのため、国民が物を買わないと日本経済は成り立ちません。
国民が消費を増やせる環境をつくることが政府の役割と言えます。

② Should more be done to combat extremism on the Internet ?

これは何を意味するのでしょうか?

私はこの問を見たとき、とっさに思い浮かんだことは、インターネット上で「いいね!」をもらうために非常識な悪ふざけをすることです。

例えば、以下の内容を自撮りしてアップするというもの、
ホームから線路に飛び降りてダンスをする
アルバイトの若者が飲食店で鼠を厨房で放す
コンビニのレジにあるおでんの鍋に指をつっこむ
などなど、非常識な悪ふざけです。

インターネット上の誹謗中傷を思い浮かべる方も多いと思いますが、私はむしろ上記のような悪ふざけの方が出題者の意図に近いのではないかと考えます。

以上のような悪ふざけに対して、どう対応するか?というと、私は刑罰を重くするということしかないのではないかと考えます。

電車を止めた人間に、数千万円の賠償金を払わせる
一億円以上の損害があったという飲食店は、実行者に対して損害賠償を請求する

こうした責任のとらせ方をしないと、この種の犯罪は後を絶たないのではないかと思われます。
刑法の中にこれらの犯罪がなければ、加えればよいことです。

英検1級道場では、以上のように過去問に基づいて内容構成を構築していきます。

いくら英語が達者であっても、話す内容が曖昧であればしっかりとしたスピーチや質疑応答はできません。
英語以前の問題です。

この点を踏まえて、英検1級2次試験対策をしていきます。

この記事を書いたプロ

山中昇

自ら英検1級合格を続ける英語指導者

山中昇(英検一級道場)

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