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英検1級道場ー最強のリスニング力を身に着ける方法ーディクテーション

2021年9月10日

テーマ:リスニング向上のために

コラムカテゴリ:スクール・習い事


ディクテーションについては、このコラムでも度々とりあげています。今回、受講者の質問に答えたメールがありますので、シェアします。

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■ディクテーションはどのくらいやればよいのか?
週1回300ワードくらいのものでよいと思います。
これをやるだけでも2~3時間はかかります。

聞こえない単語は5回くらいまで聞き直して、どうしてもわからなければ、耳で聞こえた音をカタカナで書いたり、前後関係で意味を推測したりすることが大事です。
正確に一字一句聞き取ることが英文の正しい理解の前提条件です。
これは日本語でも同じです。

■シャドーイングは意味がないのか?
シャドーイングよりもディクテーションを勧めるのはなぜか?

シャドーイングで意味がないというのは、正しく聞こえていない単語(間違えて聞こえている音)を何度練習しても間違ったままになってしまうということです。
しかも、問題なのは、本人がその間違いに気づかないということです。
隣に誰かがいて、その間違いを指摘して直していけるのであれば、話は別です。

その点、ディクテーションであれば、自分が聞き取って書いた言葉が正しいのか間違っているのか、自分ではっきりと自覚できます。そうすれば、正しく直すことができるのです。

例えば、大阪弁では、ありがとうを「おおきに」と言います。
それが、「おおいに」と聞こえたとします。それをいくら練習しても、意味がありません。

そばに誰かがいて「ちゃうちゃう。おおきに、でっせ」と直してくれるなら意味があります。
ディクテーションであれば、「おおいに」と書いて解答をみたら「おおきに」であり、自分で間違いに気づきます。

こうした観点から、インタースクールのような最上級の英語通訳者・翻訳者を育成する学校では、シャドーイングではなくディクテーションを徹底的に行います。

つまり、ディクテーションの意味がないというのは、まったく意味がないということではなく、本人が正しく聞こえているのであれば意味があります。
ところが、正しく聞こえているかどうか、本人にはわからないのです。

私の経験から言うと、ほとんどの方は正しく聞こえていません。本人は、正しく聞こえていないことに、まったく気がついていません。
ディクテーションをしてみて、初めてのそのことに気がつき、驚愕します。

健康だと思っている方が、健康診断の結果を見て、自分の不健康さを数値で見てびっくりするようなものです。
残念ながら、自分では気がつくことができないので、客観的に明示する方法をとらなくてはいけないということです。
英語の場合は、それがディクテーションであるということです。

リスニング向上を目指して貴方も取り組んでみませんか?

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この記事を書いたプロ

山中昇

自ら英検1級合格を続ける英語指導者

山中昇(英検一級道場)

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